東京師管区
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東京師管区(とうきょうしかんく)は、大日本帝国陸軍の師管区の一つ。東京都・山梨県・神奈川県・埼玉県・千葉県が管轄区域。昭和20年から留守近衛第2師団司令部を改称して東京師管区司令部が編成された。
[編集] 沿革
師管区制度が設けられて以来この区域は第一師管とされていたが、昭和16年8月5日の陸軍管区表(昭和16年軍令陸第20号)により師管区名称に地名が用いられ、第一師管区は東京師管区と改められた。師管区を構成する連隊区は東京都の東京連隊区、山梨県の甲府連隊区、神奈川県の横浜連隊区、埼玉県の浦和連隊区、千葉県の千葉連隊区の5つで構成された。師管区の上位には軍管区が新設され、東京師管区は東部軍管区に属した。
昭和20年には作戦と軍令の分離が推し進められ、それまで師団長が連隊区司令部を管掌し徴兵事務を総理していたものを師管区に司令部を設ける事によって師団長からその事務を移管した。東京師管区は昭和20年4月1日に留守近衛第2師団司令部を東京師管区司令部に改称した。それまでの留守師団部隊は師管区部隊と改称し併せて設けられた地区司令部を管掌した。
[編集] 東京師管区司令官
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