林家染語楼
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林家 染語楼(はやしや そめごろう)は、上方落語の名跡。4代目の死後は空き名跡となっている。なお、初代は林家染五郎であるが、便宜上、この項に含める。
- 初代 林家染五郎(?)は、初め末廣家扇蝶門下で扇笑。後に2代目林家染丸門下で染五郎を名乗る。本名、享年とも不詳。
- 2代目 林家染語楼(1906年3月25日 - 1968年6月15日)は、後の3代目林家染丸。本名: 大橋駒次郎。享年62。
- 3代目 林家染語楼(1918年7月5日- 1975年1月18日)は、3代目林家小染、漫談の一・一(かず・はじめ)を経て、3代目染語楼を襲名。本名: 鹿田吉彦。享年56。
- 4代目 林家染語楼(1950年5月29日 - 2005年3月29日)は、市染を経て、4代目染語楼を襲名。3代目染語楼の実子。弟子の市楼は実子。本名: 鹿田佳歩。享年54。
[編集] 出典
- 『落語系圖』(月亭春松編) - 初代の項に「(橘ノ)圓三郎門に入り升三郎となる」とあるが、林家染蔵の経歴と混同しており、どちらが正しいのか分からない。
- 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
- 東西落語家系図 - 桂七福公式サイト内の系図