柏木集保
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柏木 集保(かしわぎ しゅうほ、1948年 - )は競馬評論家。長野県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。
1973年に競馬新聞「日刊競馬」を発行する日刊競馬新聞社に入社し、以後同社にて長年にわたり競馬予想を担当。1983年からは同紙の本紙予想を担当、現在は同紙の編集長を務める。飯田正美と共に、日刊競馬の看板予想家である。
同紙のコラム「編集長の競馬」を担当。血統、走破タイムなどから多角的にレースを推理、寸評し独自の予想スタイルを貫いている。
中央競馬ワイド中継(独立UHF放送局)においても看板解説者であり、メインレースの展望や回顧では大レースになるほど熱弁を振るう。自分の推奨した馬が思い描いていた通りの強い勝ち方で勝つと、ワイド中継第2部やハイライトでのレース回顧の際に手放しで褒め称える(ただし本人曰く「自分は褒めるのは上手ではない」)。逆に自分が期待したとおりにレースが運ばないと自分が推奨した馬や騎手に痛烈な批判を浴びせることも珍しくない。番組内で流れる本人が花束を持って登場する日刊競馬のCMは関東の競馬ファンの間では有名である(花束のCMは期間限定放映で、日刊競馬サイトでは配信されていない)。 また、多数の競馬関係での執筆やメディアにも積極的に出演しているため、井崎脩五郎と並んで、関東の競馬界のご意見番的存在であると言える。