模造紙
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模造紙(もぞうし)とは、製図や掲示物の作成に使われる大判の洋紙のこと。和紙の一つである鳥の子紙に似せて作られたことから、この名がある。市販品の多くは788×1091mmのサイズで、円筒形に巻かれた状態で売られている。白、黄色、ピンク、薄緑、水色などに着色されたものや、方眼が印刷されたものがある。
小学校での自由研究の発表に用いられることが多い。
[編集] 呼び名
- B紙
名古屋を中心とする東海地方では、模造紙のことを一般にB紙(ビーし)と呼んでいる。紙のサイズがB1判に近いことに由来すると言われている。日常生活で「模造紙」と言っても、意味が通じないことがある。
- 大洋紙
新潟県では大洋紙(たいようし)と呼ばれている。
- ガンピ
- 広用紙(ヒロヨウシ)
九州方面では広用紙と呼ばれる事が多い。文字通り広い用紙のこと。
[編集] 鳥の子用紙
愛媛県・香川県では、地域によって鳥の子用紙と模造紙とが混在している。ただし、自由研究等では、画用紙などに代用され、用途は狭まりつつある。