横須賀市立横須賀総合高等学校
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横須賀市立横須賀総合高等学校 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
併合学校 | 横須賀市立横須賀高等学校 横須賀市立商業高等学校 横須賀市立工業高等学校 |
創立 | 2003年(平成15年) |
創立記念日 | 4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
教育課程 | 全日制・定時制 |
設置学科 | 単位制総合学科 |
所在地 | 〒239-0831 |
神奈川県横須賀市久里浜6丁目1番地1号 | |
電話番号 | 046-833-4111 046-833-4555 (FAX) |
外部リンク | 公式サイト |
横須賀市立横須賀総合高等学校(よこすかしりつよこすかそうごうこうとうがっこう)は、神奈川県横須賀市久里浜に立地し、全日制・定時制総合学科を持つ公立高等学校。略称は「横総(よこそう)」。
目次 |
[編集] 概要
現在、横須賀市で唯一の市立高等学校である。2003年に横須賀、商業、工業の3市立高校を統合して誕生した。旧工業・商業両校の跡地に立地する。単位制を採用しており、2,3年次では大半の科目が選択となる。初代校長は民間出身の熊谷和久。
[編集] 施設
商業高校の跡地に校舎・アリーナ・ホール、工業高校の跡地にグラウンド(工事中)・工業実習棟がある。すべての施設が高等学校として最高水準のものを採用し、大学と比べても遜色ないと言われる日本屈指の設備を誇る。
校舎はガラス張りで、学習教室群をクラスター、ロッカールーム(ホームベイと呼称)やラウンジが存在する生活空間をハウスと呼称している。館内は冷暖房完備となっており、床面の多くはカーペット敷きである。一足制を採用しており、上履きは必要はない。生活空間と学習空間が分かれ、校舎の面積が広いことことから、多くの生徒は常に複数の教科、科目の教材を持ち歩いている。
生徒用のものも含め、すべてのコンピュータが企業用中規模LANと同様のネットワークに接続されている。
[編集] 学校生活の特色
前身の3校の特色を受け継ぎ、2年次からは多くの系列の科目(約150科目)を選択することが可能となっており、生徒によって時間割の構成が大きく異なる。このため、ホームクラスの果たす役割は行事などの場合を除きほとんどない。また本校の特色を生かした進路計画の作成やコンピュータを活用した発表技術の習得を目的として、1年次に「産業社会と人間」、2,3年次に「羅針」という必修科目が設けられている。
全日制の生徒は入学時に個人用ノートパソコンを一括購入する。学校生活の多くでコンピュータを使用し、3年次になると生徒向けの連絡も多くがCCメールによって行われるようになる。CCメールの利用によって他の生徒だけでなく教員にもメールを送ることができる。
横須賀市が推進する海外との交流事業を始め、長期休業中に海外ボランティアや全国ユースフォーラムに参加するなど、積極的に校外活動に参加する生徒が多数いる。これらの成果は前述の「羅針」などで発表されている。
2期生、3期生の修学旅行先はシンガポール(3泊5日)となっている。
[編集] 沿革
- 2003年:横須賀市立横須賀高等学校、横須賀市立商業高等学校、横須賀市立工業高等学校の3校が統合し創立。4月、総合学科1期生入学
- 2005年:3月、第2期工事竣工(ホール・アリーナの完成)。4月、全日制の全生徒が総合学科生となる。