機関車パーシー
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機関車パーシー(きかんしゃ-)は、絵本シリーズ「汽車のえほん」および、テレビシリーズ「きかんしゃトーマス」に登場するサドル式タンク式蒸気機関車。
- 英名-Percy
- 番号-6
- 原作初登場-5巻「やっかいな機関車」3話「やっかいな三だいの機関車」
- 人形劇初登場-4巻4話「きかんこのもめごと」
- 他の主役巻-11巻「ちびっこ機関車パーシー」
- カラーリング-黄緑
- 性別-男性
- 性格
- トーマスの親友。頑張りやだが、イタズラ好きで少しおっちょこちょい(ちなみに幽霊などがもの凄く苦手らしい)。また、ソドー島に来てだいぶ経っているにもかかわらず、知らない言葉が多い(稀に、「○○ってどんな意味?」と仲間に聞く)。子供たちに最も人気のあるキャラクター。1~2歳児は「パープー」と呼ぶことが多い。
- トーマスが支線に転じた事で、ナップフォード駅の入れ換えをゴードン達がしなくてはならなくなった事によるストライキが発生。ハット卿が機関車工場から購入、ソドー島へやってきた。当初ナップフォード駅の客・貨車の構内入れ替えを主な任務としていたが、取扱量の急増で小出力のパーシーは任を解かれる。以後、児童専用列車・夜行郵便列車・ミルク集荷列車の牽引など小編成の運行を中心に、貨車の入換え応援もこなしている。
- 原作と人形劇の違い
- 原作では顔のパーツが、ゴードンとヘンリー、エドワードとジェームズ(ただし彼らは鼻が違う)、パーシーとトーマスと言う同じ形態のコンビになっていた。人形劇ではパーシーの方が眼や鼻を小さくする等、トーマスと違いを出し(ただし非常に極端な表情のシーンは、トーマスと同じ顔パーツを付けて撮影)結果として原作より人形劇の方が、より人気の高いキャラとなった。
- モデル-イギリスの鉄道車両メーカーが、4大私鉄向けに作った統一規格機関車の一種。尚、当初のパーシーは実在しない出鱈目なデザインをダルビーに施された。ガンバ&ピーター・エドワーズ(エドワード夫妻)に担当の挿絵画家が交代してから、ようやくモデル機関車の存在するデザインに描き直された。