武井隆次
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武井 隆次(たけい りゅうじ、1971年5月18日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は長距離走。國學院久我山高等学校、早稲田大学人間科学部スポーツ学科卒業。
1989年インターハイ1500m(3分53秒35)・5000m(高校新14分13秒73)で優勝し注目される。その後、高校生として初めて5000mで14分台の壁を破る13分57秒を記録する。
早大進学後は同期の花田勝彦、櫛部静二とともに早大三羽烏と呼ばれる。 第60回(1991年)日本インカレでは大学1年にして10000M(28分42秒94)と5000M(13分56秒03)の二冠を制す。また箱根駅伝では1年から3年連続区間新、4年連続区間賞と大活躍。特に、3年時の第69回には1年に渡辺康幸が入学し、早大は総合優勝を果たす。
- 第67回(1991年)1区 1:03:26 区間賞、区間新
- 第68回(1992年)1区 1:03:22 区間賞、区間新
- 第69回(1993年)7区 1:02:53 区間賞、区間新
- 第70回(1994年)4区 1:03:28 区間賞
ちなみに箱根駅伝での3年連続区間新を記録したのは5人のみ。(最近では第81-83回の今井正人)
大学卒業後はエスビー食品に入社。長く伸び悩んでいたが、2002年のびわ湖毎日マラソンでは2時間8分35秒で優勝。釜山アジア大会代表に選出された。アジア大会本番では銅メダルを獲得する活躍を見せた。しかし、オリンピック出場はならず、怪我の影響もあって引退した。引退後、ヱスビー食品に残りコーチをしていたが、瀬古利彦の異動に伴い後継指名を受け監督に就任した。
極度の近視。度の強い丸メガネを愛用している。走るときはメガネをはずしているため、ほとんど何も見えなかったという。