武富済
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武富済(たけとみ わたる 1879年4月 - 1937年3月2日)は、日本の検事、弁護士、衆議院議員。
[編集] 略歴
愛知県出身。府立一中、一高を経て、1904年東京帝国大学法科卒業。司法官試補を経て、検事任官。塩野季彦、小原直らと共に小林芳郎一門。主な経歴として、東京区兼地裁検事、大審院検事事務取扱。シーメンス事件、帝人事件と並び、戦前の三大疑獄とされた日糖疑獄や、内外石油疑獄にも関わり、1910年大逆事件である「幸徳事件」における幸徳秋水検挙の功労者。その後、弁護士となり、東京弁護士会常議員会議長となり、1924年に愛知県から衆議院選に立憲民政党から立候補、連続5期務める。
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