海洋気象台
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海洋気象台(かいようきしょうだい)は、気象台の一種で、主に海洋観測や海上気象観測、海上警報の発令を行っている。気象庁の地方支分部局の1つ。日本全国に4か所置かれている。
[編集] 日本の海洋気象台
- 函館海洋気象台(1872年8月26日に「函館気候測量所」として創設。日本で最初の気象台でもある)
- 北海道周辺、本州東方の海域を管轄。渡島支庁と檜山支庁では地上観測もしている。
- 舞鶴海洋気象台(1946年3月に「宮津測候所舞鶴臨時出張所」として創設)
- 日本海を管轄。地上観測は行っていない。
- 神戸海洋気象台(1920年8月25日に「海洋気象台」として創設)
- 四国沖と瀬戸内海の海域を管轄。兵庫県内の地上観測も行う。
- 長崎海洋気象台(1878年10月に「長崎測候所」として創設)
- 九州近海、東シナ海の海域を管轄。長崎県内の地上観測もしている。