無艦橋型特呂号潜
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無艦橋型特呂号潜(むかんきょうがたとくろごうせん)とは荒巻義雄の架空戦記『紺碧の艦隊』に登場する架空の潜水艦である。
[編集] 特徴
この潜水艦は近海での哨戒、及び敵輸送船攻撃を目的とした小型潜水艦である。しかし移動補給基地『海中要塞 鳴門』との連携によってその行動半径は大きく伸びる。なお、『無艦橋型』とはなっているが完全に艦橋がないわけではなく低いだけである。最初はミクロネシア要塞近海での哨戒活動に当たっていたが、鳴門の登場により米近海へ移動、日米和睦後は鳴門と共にフォークランド諸島へ移動した。
[編集] 諸元
- 排水量:525t(基準)・801t(潜水時)
- 全長:61m
- 最大幅:6m
- 速力:18.3ノット(標準)
- 安全深度:90m
- 魚雷発射管:2門
- 海底匍匐装置:2基
[編集] OVAでの特呂号潜
魚雷発射管が6門に増え、海底匍匐装置も装備されていない。また劇中でのUX-99潜捕獲作戦の際、一隻が雷撃で撃沈されたと思わせるシーンがある。