狩人
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狩人(かりゅうど)は、兄・加藤久仁彦(一時期、本名の邦彦名義で活動。1956年9月19日 - )と弟・加藤高道(1960年1月21日 - )の二人による兄弟デュオ。
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[編集] 概要
その名前の由来は、二人の恩師である、都倉俊一から、「いつまでも大ヒットという獲物を狙い続けるハンター(狩人)であって欲しい。」といわれて名付けられたものであるという。尚、グループ名の有力候補として“みつばち君”なるものがあったといわれる。
1977年(昭和52年)にデビュー曲『あずさ2号』が大ヒットして、人気を得る。以降『コスモス街道』、『アメリカ橋』等のヒットでスター歌手の地位を築く。しかし、この頃は当時の所属事務所の意向もあって、若手の歌手としては珍しく暗い印象を視聴者に抱かせていた。
一時期、人気が低迷し、「狩人はあずさ2号に乗ってどこかに行ってしまったのでは?」と噂されることもあったが、1995年(平成7年)『あずさ2号(ニュー・ヴァージョン)』で復活し、現在に至る。近年では、二人が別々に歌手、俳優として活動することも多いが、一般に言われるような、兄弟仲が悪いという訳ではなく、歌手以外に自らの才能のテリトリーを広げようということのようである。
また、煙草のポイ捨て撲滅を訴える新曲『どんポイ! (Don't Poi!)』のヒットと、ポイ捨て撲滅運動への参加及び初のレギュラーとなったラジオ番組『狩人 ときめきの扉』への出演は記憶に新しい。
2006年(平成18年)3月19日には、デビュー30周年コンサートと、プロ野球OBチームマスターズリーグとの野球試合を東京ドームで開催し、主催者側発表で2万人の観客を集めた。
[編集] 代表曲
- あずさ2号
- コスモス街道
- 引き潮
- 誕生日
- 滑走路
- アメリカ橋
- 若き旅人
- 八月のアニバーサル
- 白馬山麓
- セピア色の風
- メローな夜
- 夢よひらけ
- 風が吹けば
- 嫁ぐ日
- 美しい客人(まろうど)
- 最愁線
- いつも夕暮れ
- 聖橋で
- 日本海
- 小春日和
- あずさ2号(ニュー・ヴァージョン)
- 今の君なら誰だって愛したい
- ミ・アモーレ(中森明菜のカヴァー、ノエビアCMソング)
- どんポイ! (Don't Poi!)
- 夢をのせて
- ブラボー!ムッシュ・ルモンド(地球讃歌)
- 霧につつまれた恋
- ふりむけば江ノ島
- 磐越西線
[編集] 主な出演コマーシャル
[編集] 外部リンク
- 狩人--OfficialHomePage(公式サイト)
加藤久仁彦、加藤高道が、個別に発表した曲はそれぞれの項を参照のこと。