現代文明学研究
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現代文明学研究(げんだいぶんめいがくけんきゅう)は、1998年に、現代の社会と人間にかかわる諸問題を、幅広い視野と鮮烈な問題意識で解明にするために創刊された、インターネット上の総合学術誌。ウェブ版と印刷版がある。ウェブ版は全文を無料閲覧・印刷できる。論文は自由に投稿できるが、査読審査がある(レフェリー付き)。編集委員は、上田紀行、鬼頭秀一、蔵田伸雄、森岡正博。発行母体は、編集委員によって構成される現代文明学研究編集委員会。
ネット学術誌としては日本で最初期の創刊である。発行されない年もあるが、おおむね定期的に刊行されている。
[編集] 主要論文
- 宮地尚子「孕ませる性と孕む性-避妊責任の実体化の可能性を探る」(第1号)
- 佐藤文香「「新しい」メディア空間は公共空間か?」(第1号)
- 玉井真理子「出生前診断・選択的中絶をめぐるダブルスタンダードと胎児情報へのアクセス権-市民団体の主張から」(第2号)
- てるてる(西森豊)「脳死否定論に基づく臓器移植法改正案について」(第3号)
- 宇佐美昌伸「「子ども買春・子どもポルノ禁止法」をどう考えるか-その背景・内容・課題-」(第4号)
- 沼崎一郎「ミニスカートの文化記号学-<男力主義>による男性の差別化と抑圧-」(第4号)
- 西村愛「知的障害児・者の「主体」援助の陥穽を問う - ナラティブ・アプローチの批判的考察をもとに」(第7号)
[編集] 外部リンク
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