現金機
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現金機(げんきんき)とは、事前にプリペイドカードを購入せず、現金から直接パチンコ玉を借りて遊技するパチンコ遊技機のこと。CR機に対する言い方で、CR機以外は全て現金機である。
台と台の間に設置されてある玉貸機から、遊技機の上皿に直接玉を誘導するパイプ(レール)のような物が伸びているタイプが殆どである。
同一機種でCR機と現金機の両方が発売されることがある。デジパチの場合、両者では同一機種でもスペックにかなりの差があるのに対し、羽根モノや普通機では営業管理上の選択がなされるだけで、ほぼスペックには差が無い場合がほとんてどである。
現在の規制では、CR機と違い、現金機には確率変動が認められていない。その代わりに現金機では、大当たり確率が同一機種のCR機と比べ高くなっていることが大きな違いである。(CR機が概ね350分の1前後に対し、現金機の場合は概ね200分の1前後である。確率変動が認められていた時期には250分の1から280分の1程度の機種があった。)
確率変動のあるCR機のような連チャン・大勝ちは期待出来ないものの、大当たり確率が高く投資金額を押さえることが出来るため、現金機タイプを好んで遊技するファンも少なくない。また、かつては確率変動機能の禁止後も、ファンキードクターや夢幻伝説など多彩な時間短縮機能を搭載した個性的な機種が存在したが、現在の規制の下では(いわゆる「みなし機」完全撤去後)それらに比する機種は現れていないのが実情である。