男たちの夏
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『男たちの夏』（おとこたちのなつ）は1988年8月に発売された山川純一の単行本「ワクワクBOY」に収録されている一話完結の漫画および、単行本「ワクワクBOY」のサブタイトルである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] あらすじ
工藤雄二は夏休みを利用して山岳会の仲間の重森辰男と共に南アルプスに登山に行くが、下山途中に激しいスコールに見舞われ、工藤は足を踏み外し崖から転落してしまう。…気づくと見知らぬ山小屋の中、近くには睡眠中の重森の姿。誰か居ないかと山小屋の戸を開けると、全裸の男性のが雨のシャワーを浴びている。彼は、堤圭介と名乗り、偶然通りかがった近くに転落してきた工藤を助けたのだと言う。堤の体を見ようと近づこうとする工藤に対し堤は、怒り交じりで近づくなと怒鳴る。怯える工藤に対し、堤は下着姿の工藤を見て勃起してしまったのを見られたくないからだと謝罪する。工藤も堤の姿で勃起してしまったことを告白し、二人はホモ・セックスをする。翌朝、工藤は重森に怪我で帰れないから先に帰ってくれと嘘をつき、堤と共に男同士の愛を育んでいった。
[編集] 登場人物
[編集] 工藤雄二
大学の山岳会のメンバーで、この作品の主人公。同性愛の嗜好はあるようだが同性愛者ではない。しかし堤とのホモ・セックスで同性愛に目覚める。優しく抱く堤に対し「初めてなんです…」といった女性的な面を見せる性格。
[編集] 堤圭介
夏の間、山小屋で暮らしている銀行マンの男性。薪を取りに沢に出かけたところに、工藤が転落してきて介抱する。同性愛者で工藤の下着姿に欲情してしまい、それを抑えようとして雨に打たれ頭もペニスも冷やそうとしていた。山小屋に残った工藤に男同士の愛を叩き込む。
[編集] 重森辰男
大学の山岳会のメンバー。特に重要な役割も無く、工藤の嘘を信じ山を下りる。
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