白馬岳頂上宿舎
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白馬岳頂上宿舎(はくばだけちょうじょうしゅくしゃ)は、長野県北安曇郡白馬村大字北城字白馬山国有林の白馬岳(しろうまだけ)山頂まであと30分ほどの地点にある、日本で3番目の規模の山小屋。期間を限って簡易郵便局が開設される。この簡易郵便局は毎日山麓と山小屋を徒歩で往復して郵便物を運ぶ、プロのボッカの存在によって成り立っている。白馬村の外郭団体によって運営されており、「村営」の2文字を冠することもある。白馬岳は「しろうまだけ」と読むのが正式だが、この山小屋は「白馬村」の村名や「白馬駅」の駅名と同様に「はくば」と読むのが正式名称となっている。
さらに山頂方面に20分ほど登ると、日本最大の山小屋である白馬山荘がある。山頂までの距離が白馬山荘よりも遠いために、最盛期でも白馬山荘と比較すると混雑がそれほど激しくないことが多い。
[編集] 小屋のデータ
※2006年8月現在
- 定員
- 1000名
- 営業期間
- 5月下旬~10月上旬
- 宿泊料金
- 1泊2食つき 8900円
- 素泊まり 6200円
- 水場
- あり
- テント場
- あり(100張)
- 夏山診療所