相愛音楽教室
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相愛音楽教室(そうあいおんがくきょうしつ)は、学校法人相愛学園が設置し、音楽の早期教育を行う教室である。
[編集] 概要
1955年、山田耕筰が相愛女子短期大学音楽科長に就任したが、山田は、東京において桐朋学園の子供のための音楽教室が成果を上げていることに刺激を受け、井口基成、伊藤武雄、斎藤秀雄、吉田秀和、井口愛子、池内友次郎、柴田睦陸、鷲見三郎、團伊玖磨、山田真梨子など教授陣を迎えた。そして、1960年10月、大阪における音楽の早期教育を行う教室の先駆けとして「相愛学園子供の音楽教室」が設置された。その後、相愛学園の学校法人化とともに名称を「相愛音楽教室」と改めた。
ソルフェージュ、実技、オーケストラ演奏、合唱などの教育が行われている。
主に関西から生徒が集まり、これまで小栗まち絵、大山平一郎など多数の音楽家を輩出している。