真夜中のノック
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『真夜中のノック』(まよなかのノック)は「薔薇族」1985年3月号に掲載、単行本「君にニャンニャン」に収録された山川純一の一話完結の漫画である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] あらすじ
父の浮気相手を突き止める為にとあるマンション、表札に「速見」とある一室の前に立つ一条秀也。意を決してインターホンを鳴らす秀也の前に現れたのは男性であった。浮気相手を会わせろと怒る秀也に、男性は俺の部屋だから他に誰も居ないと言う。その時、秀也は父の浮気では無く、この男性に売春行為をしていたことに気づいてしまう。シャワーを浴びに部屋を出る男性に父と男性の汚さを激昂するが、軽くあしらわれてしまう。シャワーを浴び終わった男性は本当は秀也のような少年のほうが好みだと打ち明け、自分を3万円で買わないかと問いかけるが、何故父は売春に走ってしまったのかを問い返す。男性は自分の男性器の大きさが原因なんだろう、そして父も来るたびに申し訳ないと詫びていると語り、その様子を見た秀也の男性器もそれに反応してしまう。…とその時、男性を訪ねに父親がやってくる。とっさにカーテン裏に隠れるが、父と男性のホモ・セックスの様子に居ても立ってもいられず、二人の前に飛び出し、親父など不潔だと言い放ち外に出てしまう。帰り道、追いついた父の言い訳を聞き、今日の事はこれから毎月3万円くれたら忘れると条件を提示し、父もこれを承諾する。3万円貰った秀也は真夜中の街を駆け、マンションのインターホンを鳴らした。
[編集] 登場人物
[編集] 一条秀也
この作品の主人公で中学3年生。母の機嫌の悪化、そして高校受験に身が入らなくなったのは父の浮気が原因と悟り、父の跡をつけて速見宅に押しかける。同性愛に嫌悪感を示していたが、速見の肉体や、父とのホモ・セックスを見て同性愛に興味を持つようになった。作品最後には3万円を持ち速見宅を訪れている。
[編集] 速見大輔
とあるマンションで売春を営む売春夫。男性器の大きさを売りに、中年男性を酔わせているが、本来は美少年好き。
[編集] 一条修造
秀也の父親。とある会社の社長であり、ストレスで同性愛に走ってしまう。
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