石津朋之
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石津朋之(いしづ ともゆき, 1962年-)は、日本の歴史学者。防衛省防衛研究所戦史部第1戦史研究室主任研究官。専門は、戦争史、戦略思想。
広島県生まれ。1985年獨協大学外国語学部英語学科卒業後、1988年ロンドン大学スクール・オブ・オリエンタル・アンド・アフリカン・スタディーズ大学院修士課程、1991年ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修士課程を修了。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院博士課程中退。
1993年防衛庁防衛研究所に入所。オックスフォード大学大学院国際関係学部スワイア・スカラー(1997-1999年)を経て、2000年から現職。
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[編集] 著書
[編集] 共著
[編集] 共編著
- (ウィリアムソン・マーレー)『日米戦略思想史――日米関係の新しい視点』(彩流社, 2005年)
- (立川京一・道下徳成・塚本勝也)『エア・パワー――その理論と実践(シリーズ軍事力の本質1)』(芙蓉書房, 2005年)
- (ウィリアムソン・マーレー)『21世紀のエア・パワー――日本の安全保障を考える』(芙蓉書房, 2006年)
[編集] 編著
- (戦略研究学会)『リデルハート(戦略論大系4)』(芙蓉書房, 2002年)
- 『戦争の本質と軍事力の諸相』(彩流社, 2004年)
[編集] 論文
- 「英国外交防衛政策を考察する視点」『新防衛論集』22巻3号(1995年)
- 「リデルハート――その軍事戦略と政治思想」『防衛研究所紀要』2巻3号(1999年)
- 「「軍事革命」の歴史について――「ナポレオン戦争」を中心に」『戦史研究年報』4号(2001年)
- 「戦争を考える――リデル・ハートと「欧米流の戦争方法」」『軍事史学』36巻4号(2001年)
- 「「シュリーフェン計画」論争をめぐる問題点」『戦史研究年報』9号(2006年)