神成文彦
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神成 文彦(カンナリ フミヒコ、 - )は、工学者、大学教授、工学博士。
[編集] 人物紹介
慶應義塾大学工学部電気工学科卒業(1980)、同大学大学院修士課程工学研究科電気工学専攻修了(1982)、同大学大学院博士課程理工学研究科電気工学専攻修了(1985)、工学博士。現在、慶應義塾大学理工学部電子工学科教授。
専門分野は、コヒーレント量子工学、レーザ工学、量子光学、超高速光技術。
超高速レーザパルスの振幅・位相・偏光をコンピュータで自在にプログラムし直すことで,光と物質の相互作用を制御することを目的とした光技術開発および分子,フォノン,キャリア,等の計測・制御実験を行っている。さらに,光の量子論的相関も同様にコンピュータ制御できることを提案し,非古典的光の工学への展開を研究している。その他,新型レーザ開発,レーザ計測応用,カオスなどの非線型光学など広い守備範囲を有する。
COE採択メンバーである。慶應義塾大学大学院情報・電気・電子分野21世紀COEプログラム・アクセス網高度化光・電子デバイス技術。