神風正一
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神風正一(かみかぜ しょういち、本名:赤沢正一、1921年10月19日 - 1990年5月15日)は、香川県大川郡大内町(現在の東かがわ市)出身で二所ノ関部屋所属の元大相撲力士。元相撲解説者。最高位は関脇。
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[編集] 来歴
小学校時代は健康優良児に選ばれたという経歴をもち、1937年(昭和12年)5月場所に初土俵をふむ。順調に昇進し、1942年(昭和17年)1月新入幕、同時に入幕した輝昇勝彦・若瀬川泰二とともに若手として期待された。突っ張りを交えた颯爽とした取り口で関脇まで昇進したが、1950年、番付面の不満を理由に突如引退、年寄・片男波を襲名したがまもなく廃業した。その後NHKの相撲解説者として、独特の語り口で人気を博した。
なお、神風のしこ名の由来は、当時ある新聞社が企画した長距離飛行機の名前からとったものである。そのため、戦争中に〈神風特別攻撃隊〉が生まれると、それに配慮して、二所ノ関部屋ゆかりの海山太郎のしこ名を名乗ったこともあった。
引退後は玉の海梅吉氏と共にNHKの大相撲解説者となり、なかなかの美声と歯切れの良い語り口、力士の動きをわかりやすく解説し相撲人気の一翼を担った。
[編集] 主な成績
- 幕内成績:121勝101敗1痛分18休
- 幕内在位:19場所
- 関脇在位:4場所
- 小結在位:5場所
- 優勝旗手:1回
[編集] 三賞・金星
- 技能賞:1回
- 金星:6個(安芸ノ海2、照国1、前田山1、羽黒山1、東富士1)ちなみに、当時(1950年)の最高記録であった。
[編集] 関連項目
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カテゴリ: 相撲に関するスタブ | 香川県出身の大相撲力士 | 1921年生 | 1990年没