福島わらじまつり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福島わらじまつりは、福島市羽黒神社の祭り。
江戸時代から300年以上の歴史がある信夫三山暁まいりを参考に、1970年(昭和45年)に福島市及び福島商工会議所が市民の健脚を願って始めた夏祭りである。旧正月14日に片方の大わらじを奉納(信夫三山暁まいり)し、8月にもう片方の大わらじを奉納する。8月の祭りが福島わらじまつりである。わらじの大きさでは恐らく日本一の大きさを誇る。
目次 |
[編集] スケジュール、内容
開催は毎年8月初旬。福島県福島市で2日間行われる。過去はピーチサンバ、わらじおどり、わらじ競走で構成され、最近は ダンシングそーだナイト、平成わらじ音頭を使ったわらじおどり、わらじ競走で構成される。
わらじおどり(平成わらじ音頭/弁慶と牛若丸 にのせて踊るながしおどり)、ダンシングそーだナイト(ダンシングそーだナイト/ワラジーズにのせて踊る)、わらじ競走(小学生の部、女性の部、一般の部がある)の三部から構成されその他隣接区域でイベントを行う。開催翌日にわらじと絵馬はスタッフ有志により信夫山羽黒神社へ奉納され、わらじは暁まいりのわらじと共に鉄塔に下げられて飾られる。絵馬は羽黒神社境内に奉納される。 初日には わらじおどりI部、II部、ダンシングそーだナイトI部を、最終日には わらじ競走(小学生の部、女性の部、一般の部)、ダンシングそーだナイトII部を開催する。成績優秀者には賞金が出る。近年はわらジンガーとよばれるわらじ音頭を歌う唄い手を募集・オーディションし採用している。
ダンシングそーだナイトは勝手連(飛び入り参加)は基本的にないが、好意的に受け入れるチームへの参加は可能。そのほかは当日参加不可。ダンシングそーだナイトの中に携帯電話で参加する携帯投票があり、開催中は携帯電話で参加できる。この投票で選ばれたチームに わらじストリート賞(賞金1万円)が贈られる。
- 旧正月14日 片方の大わらじ奉納。信夫三山暁まいり。
- 8月第1金曜日、土曜日 残りのわらじを奉納。 福島わらじまつり
[編集] テーマソング
- 昭和45年制作「わらじ音頭」(詞:茂木宏哉・丘灯至夫、曲:古関裕而、歌:舟木一夫)
- 平成11年制作「ダンシングそーだないと」」(原詞:茂木宏哉・丘灯至夫、原曲:古関裕而、ラップ:明石隼汰・Brian Peck、歌:ワラジーズ)
[編集] 開催日
- 第37回 平成18年8月4日(金)5日(土)
- 第36回 平成17年8月5日(金)6日(土)
- 第35回 平成16年8月6日(金)7日(土)
- 第34回 平成15年8月1日(金)2日(土)
- 第33回 平成14年8月2日(金)3日(土)
→第38回福島わらじまつりは平成19年8月3日(金)4日(土)開催予定。
[編集] 外部リンク
- オフィシャルサイト 福島わらじまつり