秋山瑞人
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秋山瑞人(あきやま みずひと、1971年 - )は小説家、SF作家。山梨県出身。法政大学卒業。
法政大学在学中、金原瑞人の小説創作ゼミに在籍。「瑞人」のペンネームは指導教授の名前にちなむ。
ゼミの先輩でゲーム会社に就職していた古橋秀之が作家デビューしたのに刺激されて、自作を電撃ゲーム小説大賞へ応募。締め切りを過ぎてしまい選考対象より漏れるが、作品が編集者の目にとまる。
デビューは『EGコンバット』(1998,メディアワークス)。以後は、SF、ライトノベルを中心に執筆活動を行っている。独特の地の文と描写力に定評があり並外れた文章表現から世界観を巧く演出している。『イリヤの空、UFOの夏』により一躍有名になった。
2003年には『おれはミサイル』で日本短編部門で星雲賞を受賞。
秋山完氏と並べて「ダブル秋山」と称されることがあり、両氏の作品の愛読者層にある程度の重なりがあることが推察される。
[編集] 作品リスト
(既刊)
- 『E.G.コンバット』
- 『鉄コミュニケイション』
- 『猫の地球儀』
- 『イリヤの空、UFOの夏』
- 『ミナミノミナミノ』
(電撃文庫)
(単行本未収録)
- 『おれはミサイル』
- 『海原の用心棒』
(早川書房)
葵星円(ブルー・スター・リング) 同人誌時代のペンネームでの著作
(ペンタグラム 7-10/12-14号掲載)