秋田中央道路
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秋田中央道路(あきたちゅうおうどうろ)は、秋田市を起点および終点とする地域高規格道路の路線名である。1994年12月16日計画路線に指定。国道7号臨海十字路から、秋田駅直下をトンネルで通過、秋田自動車道秋田中央ICを結ぶ。
1996年に整備区間に指定された大町 - 駅東間で、2005年現在秋田県が進めている大型道路工事が行われている。特に秋田駅西側と東側の冬場の渋滞緩和が期待されており、冬場の混雑時には約一時間かかるものが完成によって20分余りに短縮される予定である。トンネルの掘削にはユーロトンネル建設にも使われた同工法のシールド掘削機(愛称「ほりたんぽ君」)を使用。平成19年秋田わか杉国体までの完成を目指している。しかし、730億円にものぼる多額な事業費の割りに効果が限定的など、計画そのものに対する批判もある。
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[編集] 概要
- 総延長:2.55km
- 起点:秋田県秋田市旭北錦町1(山王十字路、秋田県道26号秋田停車場線、秋田県道56号秋田天王線交点)
- 終点:秋田県秋田市手形字中谷地405
- 道路規格:第2種第2級(自動車専用道路)
- 設計速度:60km/h
- トンネル等級:AA級
- 通行不能区間:秋田市中通一丁目4 - 秋田市旭北錦町1 (毎年8月1日-8日、竿灯まつり関連のため)
[編集] 出入口
- 駅東側から
- 駅東ランプ - 中央街区ランプ(出口専用) - 旭北ランプ(秋田県道26号秋田停車場線)
- 駅西側から
- 旭北ランプ - 駅東ランプ
[編集] 避難口
各避難口は、駅西側から駅東側へ行く車線に設置。
- 旭北寺町避難口
- 大町避難口
- 千秋公園避難口
- 駅東避難口