空気入れ
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空気入れ(くうきいれ)は、タイヤやボール等に空気を入れる道具である。
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[編集] 概要
一般的な空気入れは、円筒形のシリンダ部分、シリンダ内部のピストンに接続されたT字型のハンドル、シリンダ部分から伸びるホースで構成されており、ホースの先に空気を入れる対象に合った口金が付けられるようになっている。ちなみに、口金の種類で自転車のバルブ(一般的に使用されている英式バルブ)に接続するものだけ「トンボ口」と呼ばれている。これは形がトンボに似ているためである。
上記以外にも空気入れには幾つかの型存在しており、例としては足踏み式のもの、小型のもの、手動によらないものがある。手動によらないものは2種類ほどあり、ボンベに入れたガスを使う空気入れはインフレータ、電動モータまたはエンジンを使用する空気入れはコンプレッサと呼ばれ区別されることが多い。
[編集] 使用方法
一般的な空気入れの使用方法は、以下の通りである。
- 口金を対象物に接続し、シリンダ部分を足で押さえる。
- T字型のハンドルを上下させる。
- 対象に定められた規定量の空気が入ったら、ハンドルの上下をやめ、口金を対象物からはずす。