竪穴式石室
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竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)は古墳時代前期から中期にかけてよく見られる古墳の埋葬形式である。発掘過程で竪穴の石室のように検出する事からその名がついた。
[編集] 製作過程
- 墳丘に掘った大きな土壙のそこの中央部に粘土をひく。
- 粘土の上に木棺を安置して遺骸を埋葬する。
- 木棺の四方に板石ないし割石を積み上げて壁にを構成し、壁の背後の裏込めも全て石材で充填する。
- さらに四壁の上に大きな天井石数個を並べて封鎖し、その上に粘土を厚く被覆して土で埋める。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 『古墳とヤマト政権』文春新書 白石太一郎著
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