竹原峠道路
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竹原峠道路(たかはらとうげどうろ)は、国道442号の難所である竹原峠をトンネルでバイパスするために大分・福岡県境で建設された道路である。通行困難であった旧道(峠道)の迂回路確保を目的としたもので、道路の大半を竹原峠トンネル(1.42km)が占める。
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[編集] 概要
- 起点:大分県日田市中津江村合瀬
- 終点:福岡県八女郡矢部村北矢部
- 延長:3.5km
- 規格:第3種第3級
- 道路幅員:10.5m
- 車線数:2車線
- 車線幅員:3.0m
- 設計速度:40km/h
- 事業費:92億円
この道路の完成により、4.3mであった道路幅員は7.5mに、12%であった最大勾配 は7%に、58箇所あったヘアピンカーブは全てなくなり、6.1kmあった延長は3.5kmに、それぞれ改善された。
[編集] 沿革
国道442号線は県が管理する補助国道であるが、竹原峠は県境に位置するため国土交通省が代行して建設事業を行った。