竹田真砂子
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竹田真砂子(たけだ まさこ、1938年-)は、東京都神楽坂出身の作家。時代小説を得意とする。法政大学文学部教育学科卒。1982年、『十六夜に』でオール読物新人賞受賞、2003年『白春』で第九回中山義秀文学賞を受賞した。また、邦楽を軸にした舞台作品も多く、国立劇場、新橋演舞場、紀尾井ホールなどで上演されている。舞踊詞として作られた「蛍」はその後コンサートホールなどで演奏され、CD「今藤政太郎作品集1」に収録されている。
[編集] 主な作品
- 『鏡花幻想』
- 『歌舞伎ます』
- 『小説・十五世羽左衛門』
- 『牛込御門余時』
[編集] 主な舞台台本
邦楽劇「春琴抄」「荒絹」舞踊詞「蚊」「大老」 舞踊劇「花繋ぎ」「千姫夢幻」など
2006年、京都「鴨川をどり」脚本。 松任市(現、白山市)「加賀の千代女」を題材に、舞踊詞「のちの月」脚本演出。 北陸中日新聞社主催「日本海文学大賞」審査員。 独立行政法人 日本芸術文化振興会(国立劇場)主催、歌舞伎脚本公募作品選考会委員