第2デス・スター
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第2デス・スター(Death Star II)は、映画スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還に登場する架空の宇宙要塞である。[[1]]
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
第2デス・スターは、初代デス・スターより大型で、攻撃力、防御力も上がっている。しかし初代との大きな違いは、初代のように弱点が無いことであろう。
初代、2代目と設計を担当したベヴェル・レメリスクは、初代崩壊後に、皇帝によって 処刑された。しかしまたクローンとして復活させられた。彼は失敗をすることにより、処刑され、また復活させられて いるのである。レメリスクはまず弱点を無くそうと思い、2代目の排熱ダクトを何百万ものミリ単位に置き換えたのだった。こうすれば初代のように直接ミサイルを撃ちこまれることもない。万が一ミサイルを撃ちこまれたとしても、その内部はエネルギーを吸収するように設計されているため、ミサイルは中央に到達する前に無力と化してしまうのである。さらに排熱ダクトがミリ単位でも、初代の排熱ダクトと同じ役割をはたせるのである。
弱点を克服した後レメリスクは、デス・スターの主兵器であるスーパーレーザー砲に着手した。初代のスーパーレーザーは、威力は完璧だったが、捕捉システムと火力調節機構を改良する必要があった。レメリスクによる改良は大成功を収め、移動する戦艦を狙い撃ち出来るほど素早く照準を合わせ、的確に撃つことが可能になった。発射にかかる充電時間も短縮することに成功した。他に武装も強化し、初代のもう一つの欠点とも言われていた小型機に対しても考慮した。レーザー砲の数を一万以上増やし、小型機がほぼ通過不能になるようにした。さらに無数のTIEファイターをも搭載させた。
第2デス・スターはこれらの装備で難攻不落となるであろうと言われていた。万が一敗れる可能性がある場合は建設中に攻撃された時であろうとレメリスクは予想し、皇帝に伝えた。しかし、皇帝は反乱同盟軍を一網打尽にするため、スーパーレーザーが完成しているということはふせて、新しいデス・スターを衛星エンドアで建設中であるという情報を漏らしたのである。しかしエンドアの戦いで、小型戦闘機の侵入を防いでいたシールドの発生装置を破壊された第2デス・スターは反乱同盟軍の突入攻撃を受けて爆発し、皇帝も共に滅びたのである。レメリスクの予想は的中していた。
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カテゴリ: スター・ウォーズ天体 | 宇宙要塞