笹部 (松本市)
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笹部(ささべ)は長野県松本市の市街地の西側の地区(住居表示実施地区、1~4丁目がある。1980年に設定)。創造学園大学附属高等学校、松南病院がある。中央を走るやまびこ道路沿いにはスーパーやコンビニが立ち並び、裏道には住宅が多い地区となっている。特に3丁目と4丁目では住宅が密集している。俗に月見町、五月町などと呼ばれるところが入る。
西側に奈良井川が流れ右岸(笹部はここに含まれる)は住宅が密集しているが左岸は田畑が多く、この地区が市街地のはずれであることがよくわかる。中央を走るやまびこ道路は計画・建設中の中環状南線の一部を成している。
江戸時代には笹部新田村を形成していた。明治になると笹部村と表記され始める。
松本市の統計によると3200人が居住している。1991年には1500人だったことから、急激な宅地化があったことがわかる。