筑摩 (松本市)
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筑摩(つかま)は長野県松本市の薄川の南側の地区(住居表示実施地区、1~4丁目がある。1992年に設定)。江戸時代までは筑摩は「つかま」と読まれていたが、明治維新時に読みにくいことから「ちくま」に変更された。しかし、変更後も「つかま」と読まれることが多くこの地区の名前もその1つだ。筑摩神社、長野県松本工業高等学校、富士電機松本工場(工場の多い松本でも最大規模)がある。この地区を南北に貫くやまびこ道路沿いや県道兎川寺鎌田線沿いには郊外型の専門店が多い。
西側は中林、南東は三才と呼ばれ江戸時代には中林村や三才村を形成していたが、明治維新時に筑摩村との合併により筑摩村となった。
薄川沿いは整備されており、薄川元旦マラソンや毎年8月に行われる筑摩神社の祭りなどでにぎわう。