ノート:糖尿病
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☆コントロールの項、加筆しました。2006/08/08 shibuya
BAZIANより(7/29) いやあ、IGTと神経障害については勉強不足でした。こんな話になってるのか。ガイドラインにのるレベルでないものを百科事典的記載としていいのかなあという気もしますが。まあ言い訳ですね。
- この点は私も初めて知ったときには驚きでしたが、糖内をやっている大先輩に質問したところ糸球体障害も問題になっているから全然不思議ではないとコメントされた覚えがありますが。糸球体症の方は耳学問だけなので記述はしていませんが。さんぽ (ノート) 2004年8月28日 (土) 07:59 (UTC)
- IGTで糸球体病変が出るのですか。こりゃまたびっくりだ。これに関しては文献はお持ちではないですか?うーんばかにせず学会の講演もでたほうがいいんだろうか。IGTではなく糖尿病初期ではGFRが上昇するという当然の知見はどのように説明されるのでしょう。GFR上昇後、糸球体障害がではじめて微量アルブミン尿が出るようになってGFRが低下していくというのがconventionalな説明ですので・・・。調べてみます。--BAZIAN 2004年8月30日 (月) 13:29 (UTC)
BAZIANより(7/28)
Sampoさんが読まれることを期待して書いておきます。 レスポンスが遅れて申し訳ありません。きづきませんでした。7/26に改訂されたことに気づき、履歴を見たところSampoさんのコメントに気づきました。
Williamsは内分泌学領域の至高の教科書でありますから、百科事典的記載についてはこれに関する記述をもととすることに異論はないものと信じます。医学の領域でものを語るとき、インターネットのソースを出すことに意味がないことは、医者ならばわかっていることとは思います(もちろん、Journalの電子版やUpToDateは別ですよ!)。さて、Williamsによりますと甲状腺ホルモンはインスリン抵抗性をあげるホルモンであり、甲状腺機能亢進症では糖負荷試験にて異常が出るとあります。また、以前から糖尿病がある患者の場合、それを増悪させるとあります。
二次性糖尿病の原因として甲状腺機能亢進症を挙げているのは日本糖尿病学会診断基準のようですね。ところが、少なくとも僕が常に臨床を行う上で参考としているアメリカ糖尿病学会ガイドラインにはありません。研修医に大人気のCurrent Medical Diagnosis&Treatment 2004も見てみましたが書いてありません。まあアメリカではそうは考えられていないようです。さて、糖尿病という病気を扱うに当たって、日本のテキストとアメリカのテキスト、どっちが正しいのでしょうね。僕はすべてにおいてアメリカというつもりはないのですよ。たとえば胃癌を語るなら日本のテキストが最高です。でも糖尿病ではね。
実際のところ内分泌・代謝学の臨床医であるぼくからしますと、Cushing、Pheo、Acromegaly患者における糖尿病の頻度の高さとくらべて、Basedow患者における糖尿病患者の少なさが、もし同じ臨床医であり同じ内分泌を志向する医師であるならば経験的にわかるであろうと推察します。グルカゴノーマは残念ながら経験がありません。
また、これも当然ご存じかと思いますが、人間が低血糖になったとき、分泌が活性化されるホルモンは、カテコラミン、グルカゴン、成長ホルモン、そしてコルチゾールです。少なくとも現時点で知られている限りこれだけです。甲状腺ホルモンが分泌されるとは聞きません。これこそが「血糖を上げるホルモンは四つ」と言い切れる理由でもあります。「五つ」という言い方に非常に抵抗感を感じる理由でもあります。物事というのは、ただ単にリストアップしていけばことたりるものではありません。医学の中でも内分泌学という領域はとりわけ論理的思考を要求されます。せっかく低血糖時に四つのホルモンを人間が分泌してくれて、そして本当に血糖を上げるホルモンは四つだけで、人間は低血糖に立ち向かうために全力を尽くすということがよくわかる。こんなに美しい論理なのにこれを崩壊させる必要はありません。
ちなみにインスリン抵抗性をあげるような甲状腺ホルモンを、もし「血糖を上げるホルモン」として挙げるとするならば、他にレプチン、レジスチン、TNF-αも仲間にしてやってください。これらもインスリン抵抗性をあげて、血糖を上げるホルモンですから。サイトカインともいいますが。
- 甲状腺ホルモンの血糖上昇機序までは調べずに、当初「常識だろ?」と即反応してしまいました。ご専門となさっているようで、なお一層のご編集を楽しみにしております。さんぽ (ノート) 2004年8月28日 (土) 07:59 (UTC)
病名に誤植があったので修正しておきました。ところで質問なんですが、「初期からインスリンを使用するのが一番いいが」というのは本当ですか? あんまり一般的な考え方ではない気がするのですが。Naruto 2004年8月17日 (火) 13:47 (UTC)
明らかなエビデンスの蓄積があります。ただ現実にやっているかと言われればそうではないのでああいう書き方をしました。
Edmond A. Ryan, Sharleen Imes, and Clarissa Wallace . Short-Term Intensive Insulin Therapy in Newly Diagnosed Type 2 Diabetes. Diabetes Care 2004 27: 1028-1032.
Michael Alvarsson, Göran Sundkvist, Ibe Lager, Marianne Henricsson, Kerstin Berntorp, Eva Fernqvist-Forbes, Lars Steen, Gunilla Westermark, Per Westermark, Thomas Örn, and Valdemar Grill. Beneficial Effects of Insulin Versus Sulphonylurea on Insulin Secretion and Metabolic Control in Recently Diagnosed Type 2 Diabetic Patients. Diabetes Care 2003 26: 2231-2237.
一般的かと言われれば確かめたわけではありませんが、一般的でないようでは困るなあ・・・
ところで僕のPowerbookG4+Safariでは時刻付きの署名がいれられないのですが解決法をご存知ないですか。 BAZIAN 2004年8月19日1:23ころ
- そうですか、僕の中でインシュリンは他の糖尿病薬でコントロールが付かない場合の最後の手段みたいなイメージだったので。…で、教科書(STEPですが)を見たら、SU剤とインシュリンのどっちをfirst lineにするかは医師の考え方次第となってきている、みたいな書き方になってました。なるほど(^^;) 紹介頂いた論文はまた読んでみます。今日面接なので。時刻付き署名~~~~は、「~ チルダ」が入れば大丈夫だと思います。最近の日本語Macのキーボードなら、数字のゼロの2つ右、「へ」のキーをShiftと合わせて押すことで入力できる、と思いますが、Windows使いなのでこれ以上分かりません、ごめんなさい。Naruto 2004年8月18日 (水) 22:15 (UTC)
[1]や[2]が歴史を書くヒントになるかなと思ったのですが、うまくまとめられそうにないのでメモしておきます。欠けそうな方がいたらお願いいたします。--SAYAKO 2006年2月12日 (日) 15:16 (UTC)
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[編集] GFDL違反と一部転記
こんにちは、Tanadesukaと申します。BAZIANさんご加筆と分割作業をして下さいましてどうもありがとうございます。折角ご加筆と分割作業して頂いて置きながら申し訳無いのですが、2006年8月8日 (火) 19:20と2006年8月9日 (水) 12:53にBAZIANさんがなされた当記事糖尿病から糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、妊娠糖尿病への分割はGFDL違反なのではないかと存じます。これらは一度削除依頼で全ての版を特定版削除して頂いた後、今度はWikipedia:記事の分割と統合#一部転記に沿った形でなされると良いのではないかと存じますが、如何でしょうか。尚その際、分割元の要約はライセンス上必要では御座いませんので、分割元である当記事に手を加える必要はございません。単に分割先の記事群を再度新規作成される際の要約欄に当記事の過去の版(oldid=7022818等)から分割した旨を書いてくだされば良いのではないかと存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。--Tanadesuka 2006年8月9日 (水) 04:33 (UTC)
[編集] 糖尿病の原因とクロム欠乏の記載について
こんにちは、SZHと申します。Wikipedia初心者なので見当違いかもしれませんが、糖尿病の原因としてのクロム欠乏は, 例えば日本におけるモータリゼーションや総摂取カロリー中に占める脂質摂取カロリーの増加などに比べ、特別に重要な原因とは考えられていないように思われ中立性が確保されていないように感じます。T2DMの場合、生活習慣のコントロールを最優先して介入して行くことの重要性については、UKPDSやJDCSなどの根拠を示すまでもなくコンセンサスであると考えられますが、これらのバランスを考慮した記述にした上でクロムを残すとかなり長い記述になりそうなので、Wikiに慣れている専門家がいらっしゃれば上手い文章に直していただけると良いと感じます。--SZH 2007年2月13日 (火) 13:09 (UTC)
- どうもこんにちは。おっしゃるとおりだと思います(ちなみに「脂質摂取カロリー」は「糖質」のケアレスミスでしょうか)。バランスを欠いた分量ですし、「主な原因」とかかれるとう~ん、と思ってしまいますが糖代謝への影響については確立されているというのが難しいですね。ただ複数のクロム補充療法効果の研究結果は一致しておらず、今月も否定的なのが出ています(Kleefstra N et al. Chromium treatment has no effect in Patients with Type 2 Diabetes Mellitus in a Western Population: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Trial. Diabetes Care. 2007 Feb 15; (Epub ahead of print))。EBMの観点から言っても、有効でないとする研究があるにもかかわらず、有効だとする研究にだけ言及するのは不公正だと思います。またその直前の、「膵臓の機能低下などが主な原因である」というのも微妙な書き方のように思います。欧米ではインスリン抵抗性がメインで、日本ではインスリン抵抗性+膵機能低下というのが一般的見解のような気が。わたしもこの世界のルールをあまりよくわかっておらず、以前重大な違反をしたことがこのページにも記録されていますが、今回の件についてはたぶんWikipedia:中立的な観点#偏った意見を削除して良いかにそってやればいいんじゃないでしょうか。わたしも助力したいのですが、なにぶん時間があまりなくて(この業種はみんな時間がないことはわかってるんですけども)。--BAZIAN 2007年2月25日 (日) 07:59 (UTC)
- やっぱり思い切って、「クロム欠乏も原因の一つとして考えられ始めている」ぐらいに縮めるべきですかね。残りはノートに移植して。UpToDateですら割いていないレベルの行数を割かれていますからね。どなたかの意見が書き込まれるのを待ってみます。--BAZIAN 2007年2月28日 (水) 16:22 (UTC)
- 待つのをやめます。クロム欠乏に関する記述のほとんどはコメントアウトしました。それ以外の方法は僕には思いつきません。復活するのは歓迎ですが、上記にもある通り他の記述とのバランスへのご配慮をお願いします。それから、クロム補充のメリットを書きたいなら、必ずメリットはないとする複数の報告があることを付け加えることも忘れずに。--BAZIAN 2007年3月5日 (月) 18:02 (UTC)
- やっぱり思い切って、「クロム欠乏も原因の一つとして考えられ始めている」ぐらいに縮めるべきですかね。残りはノートに移植して。UpToDateですら割いていないレベルの行数を割かれていますからね。どなたかの意見が書き込まれるのを待ってみます。--BAZIAN 2007年2月28日 (水) 16:22 (UTC)
[編集] インスリンの消費
本文病態の項目にある、「インスリンの消費」という表現ですが、「ブドウ糖の消費」とした方が分かり易いと思います。或いは、インスリンはインスリンレセプターに結合したあと、クリアランスされるパスウェイもあるとされていますから、インスリンクリアランスの意味での記述でしょうか?--SZH 2007年2月15日 (木) 13:17 (UTC)
- たしかに、多分誤植のように思いますが判断がつきかねますね。高インスリン血症-メタボリックシンドロームの文脈ならともかく、一般的に糖尿病について述べるならグルコースでしょうね。おそらく2005年9月26日 (月) 06:02にTanadesukaさんがなされた編集のようなので、ご本人にコメントをお願いしてみました。SZHさんのご参加により記事が充実しそうですのでこれからもよろしくお願いいたします。--BAZIAN 2007年2月25日 (日) 08:49 (UTC)
こんにちはTanadesukaです。SZHさん、BAZIANさんご指摘下さいましてどうもありがとうございます。SZHさんが仰るとおり、ブドウ糖の代謝バランスの観点から記述した方が病態としては判りやすいのではないかと存じます。インスリンの作用を良くご存じない方にも治療と病態との関連をわかって頂けますように治療との観点から記述したつもりだったのですが、言葉足らずでそれもままならずまた偏った観点でもあり分かり難い記述でした。暇があれば加筆させて頂きたいと存じます。またもしどなたか加筆にご協力頂けますと大変有難く存じます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。--Tanadesuka 2007年2月28日 (水) 02:35 (UTC)
[編集] 皮膚合併症について
糖尿病特有の合併症だけにしたほうがいいと思います、というのも丹毒、タムシ、水虫などとありますが(水虫というかきかたもどうかとおもいますが・・・)、一番ケアすべきカンジダが書いてないのもどうかと思いますが、要するに糖尿病の易感染性による感染症を書き始めたらきりがないんじゃないでしょうか。それがありなら肺とか食道とかいろいろ書き始めなければいけません。皮膚掻痒症ってのも・・・例によってこの欄で議論させていただきたいのですが。例によって独り相撲となり反応がなければ、まずコメントアウトします--BAZIAN 2007年3月16日 (金) 17:22 (UTC)
- 確かにキリがないかもしれません。時間があるときに少し書き方を変えてみたいと思います。少しお待ちください。--蜂谷 2007年3月23日 (金) 15:04 (UTC)