織幡神社
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織幡神社(おりはたじんじゃ)とは、福岡県宗像市鐘崎の鐘ノ岬に位置する神社で、宗像大社の末社である。
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[編集] 由来
武内宿禰と神功皇后が三韓出兵時に、鐘崎に立ち寄り、武内宿禰が軍船に立てる紅白二流の幡を織った事によって織幡神社と名付けられた。
[編集] 概要
- 異族襲来・海浜守護の為に鎮護国家の備えとして、交通要害・鐘崎に鎮座された。
- 祭神は、神功皇后の三韓出兵に従った大臣である武人・武内宿禰と航海神・住吉大神、志賀大神である。
- 鐘崎住民からはシキハン様と呼ばれている。
- 武内宿禰は、「我死なば神霊は必ずやこの地に安ずべし」と伝言した。
- 平安時代初期、朝廷の年中儀式や制度を書いた延喜式の中に、日本中の神社が記され、織幡神社は筑前19社の第2番目の神社として記録された。
- 1695年に社殿が造立される。
- 1703年に、拝殿成就と古文書に記録されている。
- 鎮国寺と宗像大社三社を併せて宗像五社と言われ、古くから朝廷の尊崇が厚かった。
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