羊ヶ丘展望台
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羊ヶ丘展望台(ひつじがおかてんぼうだい)は、北海道札幌市豊平区羊ヶ丘にある北海道内でも屈指の観光名所である。南東方向から札幌市街を展望でき、それを背景として腕を伸ばしたウィリアム・スミス・クラーク博士の全身像が展望台内に置かれている風景は有名である。
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[編集] 概要
この周辺では以前から種羊場があったことから、この地名が付けられた。現在も観光用に羊が放牧されている。展望台にはクラーク博士像があり、左手は腰、右手は大地を指しており、台座には"Boys Be Ambitios!"(少年よ大志を抱け)と刻まれている。また、ジンギスカンが食べられるレストハウスや足湯「羊ヶ丘ほっと湯」、さっぽろ雪まつり資料館、観光物産店であるオーストリアハウスなどがあり、その中でも教会式の結婚式場である「さっぽろ羊ヶ丘ウェディングパレス」が建築群の中でもっとも目立つ。
展望台のある丘から麓にかけては独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センターの敷地である。その前身は農林水産省北海道農業試験場で、羊ヶ丘展望台はこの試験場の一角に1959年(昭和34年)に設けられて始まった。麓には札幌ドームがあって、その形が展望台から良く見える。
[編集] 交通機関
(89)(福84)には、羊ヶ丘展望台発着系統の他、展望台入口にある「福住3条9丁目」発着系統もある(通年運行)。 敷地内入場時に係員がバスに乗り込み、入場料500円が徴収される。
[編集] 関連項目
- ウィリアム・スミス・クラーク
- 羊ヶ丘 - 羊ヶ丘地区の解説
- 北海道農業研究センター
- ヒツジ
- ジンギスカン鍋
[編集] 外部リンク
- 羊ヶ丘展望台公式ホームページ
- ようこそさっぽろ - 札幌市の観光案内サイト
カテゴリ: 北海道の建築物・観光名所 | 札幌市