背面跳び
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背面跳び(はいめんとび)は、陸上競技の走り高跳びにおける跳躍法の一種である。
アメリカのディック・フォスベリー選手が正面跳びの練習中にヒントを得て開発したものとされ、足を踏み込んだ後に両腕を大きく上げ背中から体を大きく反らしてバーに向かって跳び、最後に残った足を持ち上げる跳躍法。
当時主流になっていたベリーロールに変わるものとして走り高跳び界に大きな変化を与えた。現在国際大会などで最もポピュラーな跳躍法で、最も高く跳ぶことができるとされている。
[編集] 危険性
非常に優れた跳躍法ではあるが、失敗すれば首に大きな損傷を負う危険性があり日本では一般に初等教育で使用することはない。
背面跳びを使用するならある程度体が成長したのち、信頼できるコーチの下で指導を受けるべきである。