航時法
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航時法(こうじほう)とは、藤子・F・不二雄の漫画「ドラえもん」と「T・Pぼん」に登場する架空の法律。
時間移動装置(タイムマシン)で過去に行った場合にしてはいけない事が多い。過去に何らかの影響をもたらすことにより、その後の歴史が変更される可能性が生じるからである。
[編集] 例
- 過去の生物に危害を及ぼすと、現在で存在するはずの生物が存在しなくなってしまう。
- 過去の政治等に変化をもたらすと、現在が違う世界になっている可能性がある。
[編集] 航時法のパラドックス
しかしこの法律を厳密に適用すると、野比のび太の運命を変えるためにやってきたドラえもん自身もこの法律に違反している事になってしまう。この矛盾を解決する考えとしては、「ドラえもんが現在に来てのび太を助ける事が"正史"の中に組み込まれている」というものがあるが、公式には一切描かれた事が無いため推測の域を出ない。