英領ゴールド・コースト
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ゴールド・コースト (Gold Coast) はアフリカ西部ギニア湾周辺に設けられていた英国の植民地。
ゴールド・コーストの起源は1821年に英国政府が一帯の土地所有権を手にしたことに由来する。多量の金が採掘されたため、ヨーロッパ人によってこの地域はゴールド・コーストと称されてきた。
英国は、他のアフリカ人の国家を支配していた内陸部のアシャンティ王国や隣接するヨーロッパ諸国の植民地を打ち破り、植民地を拡大していった。
1946年には英領トーゴランド、アシャンティ、ファンテ保護領などを合併し、ゴールド・コーストとした。9年後、1957年にゴールド・コーストは独立し、国名をガーナと定めた。