茂木俊彦
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茂木 俊彦(もぎ としひこ、1942年(昭和17年)10月13日 - )は、日本の教育心理学者。障害児教育が専門。群馬県前橋市出身。東京都立大学第11代総長であったが、東京都の大学改革による首都大学東京の発足に伴い、東京都立大学総長職が廃止となったため、2005(平成17)年3月に退任。最後の都立大学総長となった。
[編集] 略歴
- 1966(昭和41)年、東京大学教育学部卒業。
- 広島大学助教授、立正大学助教授を経て、1981(昭和56)年、東京都立大学助教授。
- 2003(平成15)年4月、東京都立大学第11代総長に就任
- 2005(平成17)年4月、桜美林大学教授
[編集] 著書
- 『障害児保育論』 (1975) さ・さ・ら書房
- 『障害児の発達と保育』 (1982) 青木書店
- 『障害児を育てる』 (1984) 大月書店
- 『障害児と教育』 (1990) 岩波書店・岩波新書
- 『新・障害児教育入門-気になる行動・障害をどう理解するか』 (1995) 労働旬報社
- 『統合保育で障害児は育つか-発達保障の実践と制度を考える』 (1997) 大月書店
- 『受容と指導の保育論』(2003)ひとなる書房
- 『障害は個性か-新しい障害観と「特別支援教育」をめぐって』 (2003) 大月書店
- 『発達保障を学ぶ』 (2004) 全国障害者問題研究会出版部
- 『都立大学に何が起きたのか 総長の2年間』 岩波ブックレット (2005) 岩波書店