草戸稲荷神社
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草戸稲荷神社(くさどいなりじんじゃ)は広島県福山市草戸町に鎮座している稲荷神社である。祭神は保食神、宇加之魂神、大己貴神の三神であり、境内には二十社近い稲荷神社が末社として祀っている。この神社は福山市ではもっとも初詣の参拝客が多く、広島県内でも広島護国神社について2番目に多く毎年概ね40万人以上が訪れる。
[編集] 沿革
平安時代の807年(大同2年)に明王院を開基したとされる空海上人が同寺の鎮守として祀ったのが最初とされる。当初は社殿が芦田川の中州に鎮座していたが、たびたび洪水により流失していた。1633年(寛永10年)6月に初代備後福山藩主の水野勝成が現在地に再建した。
[編集] 境内
拝殿、本殿(コンクリート構造物の上にある)、社務所、草戸歴史民族資料館(画像左側)、また初詣の時のみ地下道が使用される。