荒井裕司
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荒井裕司(あらい ゆうじ 1947年 - )は、東京国際学園学園長。
日本フリースクール協会理事。
登校拒否の子ども達の進路を考える研究会代表。
日本中医薬学院理事長。
翔和学園学園長。
広域通信制 さくら国際高等学校学園長。
[編集] 略歴
- 長野県生まれ。長野県上田高等学校卒業後
- 1971年 - 高崎経済大学経済学部卒業。
- 1974年 - より全人教育を目的とした私塾を開設。
- 1984年 - 高校再受験、高校中退者、不登校のための「伸学会予備学校」設立。
- 1989年 - 不登校の子ども達のフリースクール「サポートアカデミー」設立を経て
- 1992年 - 通信制高校と提携・併習システムによるオルタナティブスクール「東京国際学園高等部」を設立。
この学習システムは、現在、多くの生徒に受け入れら首都圏だけでも80校以上存在する。東京国際学園はその先駆け的な存在としてリードしてきた。
- 1995年 - 「代々木カウンセリングセンター」を設立。「登校拒否の子ども達の進路を考える研究会(登進研)」を設立。
- 登進研
- 父母・教師・カウンセラー・教育専門家・医師等と不登校の子どもたちの支援ネットワークで、講演会・相談会などを実施し、全国に情報を発信している。セミナーは2007年に60回を迎えようとしている。
- 1996年 - ワールドスクールジャパン実行委員会の運営委員となる。
- ワールドスクールジャパン
- 環境と異文化に対する理解を深めることを目的として、地域に根ざした体験と国内外をつなぐ学びを提供し、地球的視野に立って社会作りに貢献する団体。1999年にワールドスクールネットワーク(WSN)に名称を変更。1992年設立の自然体験を提供するエコクラブと結びつき、2003年6月に設立された特定非営利活動法人エコプラスとなり、ワールドスクールネットワークはその一部門となる。
- 1997年 - 東京国際学園がワールドスクールジャパンの活動に参加。ミクロネシアのヤップ島の子どもたちと交流。
- 1998年 - 「ラオスに学校をつくろう」の活動でラオスに親善訪問。中国政府公認の「遼寧中医大学日本中医薬学院」を設立。「グローバルアカデミー」を設立。訪問介護指定事業所「アットホームサービス」を設立。
- グローバルアカデミー
- LD・ADHD・高機能自閉症・アスペルガー症候群などの子どもたちの社会参加を目的としたプログラムを行う
- アットホームサービス
- 上記の子どもたちの就労の場所の提供を行う
- 1999年 - 『"学校に行きたくない"って誰にも言えなかった』(ほんの森出版)著。ラオス北部バンビエン市バッポ村に第1号の学校が完成。
- 2006年 - 「さくら国際高等学校」を設立。
- 2006年 - 社会貢献者支援団体から「多年にわたる功績」で表彰。
[編集] 著書
- 『「学校に行きたくない」って誰にも言えなかった』ほんの森出版 ISBN 9784938874117
- 『ひきこもり・不登校からの自立』マガジンハウス ISBN 9784838711871
- 『24時間先生』メディアファクトリー ISBN 4840111561
[編集] 関連リンク
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