菊谷匡祐
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菊谷 匡祐(きくや きょうすけ、1935年 - )は、日本の文筆家・翻訳家。
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[編集] 略歴
神奈川県出身。早稲田大学在学中に、所属していた新聞部の原稿依頼を契機として、開高健の知遇を得る。その後、自身が開高健に提供した資料「カフカの断片集中の一片」がもととなり執筆された「流亡記」により衝撃を受け(本人曰く「30枚の短編のはずが120枚の中編となったことが、そのまま彼我の構想力の差に感じられた」)、「開高健の鑑賞家」となることを決意する。
1962年に早稲田大学大学院修士課程修了後、出版社勤務ののちも開高健との公私に亘る親交は続き、ブラジル・アマゾンへの取材行にも同行する。(1977年。それに先立って、企画した「月刊プレイボーイ」編集長(当時)の岡田朴を開高健に紹介した。また、この取材行は「オーパ!」と題して連載され、大好評を博した。)
その後も自身の著述・翻訳を行うかたわら、開高健の関係するテレビ・雑誌等の企画にたびたび関与した。
[編集] 著作(カッコ内は初出年次)
- 世紀末的ゴルフ用語学(嶋口信義・共著 1994)
- 酒のかたみに~酒で綴る亡き作家の半生史(1996)
- 世界ウィスキー紀行~スコットランドから東の国まで(立木義浩・共著 1997)
- ゴルフを愛した男たち~サントリーオープン物語(2000)
- 開高健のいる風景(2002)
- 早慶戦の百年(2003)
- 開高健が喰った!! (2005)
[編集] 翻訳書(カッコ内は原作者・日本での初出年次)
- アメリカン・タイム(ボブ・グリーン 1988)
- キャバレー~ヨーロッパ世紀末の飲酒文化(リサ・アピニャネジ 1988)
- アメリカン・ドリーム(ボブ・グリーン 1989)
- アメリカン・ヒーロー(ボブ・グリーン 1990)
- アメリカン・スタイル(ボブ・グリーン 1991)
- 輝ける嘘(ニール・シーハン 1992)
- 晩秋のシカゴ~ミシガン大通から(ボブ・グリーン 1992)
- ハノイ&サイゴン物語(ニール・シーハン 1993)
- マイケル・ジョーダン物語(ボブ・グリーン 1993)
- ハーヴィ・ぺニックのゴルフ・グリーン・ブック(ハーヴィ・ぺニック 1995)
- 依頼なき弁護(スティーヴ・マルティニ 1996)
- トミー・アーマーのキング・オブ・ゴルフ(トミー・アーマー 1996)
- 私が変わればゴルフが変わる(ボブ・ロテラ 1996)
- 人は自分が思ったとおりのゴルファーになる(ボブ・ロテラ 1998)
- 今のスイングでいい自分のゴルフを信じなさい(ボブ・ロテラ 1999)