衛士
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衛士(えいし、えじ)
- 護衛の兵士のこと(えいし)。
- 律令制の下で、軍団に配置された兵士の称ないし諸国の軍団から交代で衛門府ないし衛士府に配属され、宮中の護衛を担った者の称。
- その他、転じて幕末に際して宮中を護衛した御陵衛士など義勇集団の名称にも用いられた。
- 伊勢神宮および熱田神宮などで警護の任に当たった者。→神宮衛士
- 皇宮護衛官などの雅称。主に和歌に歌われる際にあてられる。
- 称号の一つ。
[編集] 律令制下の衛士
律令制の下では、主に諸国で軍団が敷かれていた時期に、宮中の護衛のために諸国の軍団から交代で上洛した兵士のことをいう。
[編集] その他の用例
- 日本吟醸酒協会が運営する吟醸酒大学校では、吟の衛士講座を修了した者に、吟の衛士の称号が授与される。