見晴台学園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
見晴台学園(みはらしだいがくえん)は、愛知県名古屋市南区にある学習障害(LD)の子どものための無認可の中学校兼高等学校である。運営母体は、NPO法人「学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会」。
目次 |
[編集] 概要
1990年4月、学習障害児のための無認可の高校として名古屋市南区で、スタートした。現在は、全国で唯一の学習障害(LD)の子どものための中学・高校。当初、LDの子どもを持つ親たちによって作られた。現在は設置主体は、NPO(特定非営利活動)法人「学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会」となっているが、実態は父母立の学園である。 今は中学部、高等部に青年部も設置されている。毎年、秋には学習発表会を兼ねた文化祭をやっている。
LDの子どもの教育支援に関する全国大会も主催している。2004年までは、愛知県刈谷市井ヶ谷町桜島58-1にあり、愛知教育大学のすぐ近くにあった。2005年の春、名古屋市中川区柳森町1911番に移転した。校舎の建設資金の募金活動を継続している。
東海地区の子どもたちが中心だが、関西などから下宿生活をしてここに学びにくる子もいる。
[編集] 出版物
- 見晴台学園『LD・ADHDが輝く授業づくり』クリエイツかもがわ/かもがわ出版 2004年
- 見晴台学園『飛び立つ LD(学習障害)児の学校を拓いて』かもがわ出版 1996年