豊永陽子
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豊永陽子(とよなが ようこ、1977年4月15日-)は、日本の陸上競技選手である。2005年ヘルシンキ世界選手権女子砲丸投げ代表。徳島県板野郡松茂町出身。
早くから頭角をあらわし、日本のトップ選手に成長。徳島県立城ノ内高等学校→国士舘大学に学ぶ。大学卒業後は、社会福祉法人健祥会に入社し、系列専門学校の職員として業務に従事しながら競技を継続。2003年、静岡国体で、森千夏を破り優勝。日本一に輝く。アテネオリンピック出場を目指し、競技に専念するため健祥会を退社し、農業に従事。クラブチーム「T-FARM」を設立した。2004年、惜しくも五輪代表を逃す。しかし、2005年に大ブレイク。日本選手権では圧倒的な力を見せつけ優勝を飾るなど、国内では無敵を誇り、ヘルシンキ世界選手権代表に選出された。また、アジア選手権でも日本代表となり活躍した。愛らしいルックスからファンが多く、高い人気を誇っている。また、無類の好人物としても有名で、アテネオリンピック女子砲丸投げ代表の森千夏、男子円盤投げの小林志郎、チームミズノアスレティックの大橋忠司ら、後輩からの人望も厚い。現在、生光学園高等学校講師を務める。愛称は「ヨーコ」「トヨッチ」。スダチが大好物。