赤ずきんチャチャの登場人物
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赤ずきんチャチャの登場人物(あかずきんちゃちゃのとうじょうじんぶつ)は、彩花みんの漫画作品及びそれを原作とするアニメ『赤ずきんチャチャ』に登場する架空の人物の一覧。原作・アニメに共通して登場する人物、原作のみ登場する人物、アニメのみ登場する人物の3つに分けて記載。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 原作、アニメ共通
- チャチャ (声優:鈴木真仁)
- 飛行・召喚魔法を主に使うが、よく失敗する。攻撃魔法は教わっていない。ただ飛行魔法があまりにも下手でよく頭から落ちていたので、セラヴィーに防護用の赤ずきんを作ってもらい、それ以来欠かさずつけている(今でもほうきに二人乗りはできない)。ネズミが大の苦手。リーヤ、しいねちゃんの二人のボーイフレンドがいるが、恋愛感情と呼べるほどのものは持っていない様子(とはいえ、原作ではリーヤがピンチのときや、他の誰かにベタベタされると爆発的に怒りだす)。セラヴィーの弟子。口癖は「~なの」。動物に変身させられたときはコアラになった。また原作では、徐々に性格が悪くなって行く様子がよくわかる。また、アニメではいないが、爆弾魔の妹チュチュがいる。料理はかなり下手。原作ではリーヤと結婚する。
- リーヤ (声優:香取慎吾)
- 狼男家族の末っ子。自由に狼に変身できるが、その姿はどう見ても子犬。本人は「格好良い」と言われたいのだが、いつも「ふわふわもこもこの可愛いラブリーわんわん」と言われてしまう。頭は3歳児並みだが(だが初期は年相応の少年らしい部分があったが徐々に幼くされる)腕っぷしは強く、家ほどもある岩石も軽く振り回してしまう。犬用の首輪も外せないほど不器用。凄まじく大喰らいだが、狼男としては極めて少食。両親は赤ん坊の頃に亡くなっている(と思われていたが実は生き延びていた)が、セラヴィーが狼型の人形でごまかし、それを両親だと本気で信じ込んでいた。しばらくチャチャを巡ってはしいねちゃんと恋敵。また、しつこく追いかけ回すマリンを怖がっており、彼女が登場するととっさに狼に変身する(マリンはリーヤが狼男である事を知らない)。口癖は「俺は犬じゃねぇーっ!」「~だじょーっ…」「…なのだ~」(作者の口癖で、コミック7巻以降のみ)。一時期はセラヴィーの作った魔法の靴で空を飛んでいた。ドルフィンガーにピンチを救われて以来、ヒーローマニアと化す。異常なほどにくじ運がいい。チャチャからウサギさんの髪ゴムをもらって以来、最終回までずっと付けている。原作では売れっ子の画家になる。
- しいね (声優:日高のり子)
- 通称「しいねちゃん」。男だが自己紹介も含めて常に「ちゃん」付け。中性的、軟弱、一見優等生風だが小ずるいといった典型的現代っ子である。どろしーの弟子。魔法使いの弟子としては優秀で、飛行・変身魔法を主に使い、召喚や魔法攻撃(魔法弾)もこなす。チャチャを巡る争いでは終始リーヤより有利に進めるが・・・。原作では、はげることを恐れており、密かに育毛剤を買うためにお金を貯めていたりする。重度の夢遊病で、寝ぼけると誰にでもキスをする。アニメではよく妄想をする。家掃除や家事が大好き。耳掃除も大好きで、しばしば耳かきと懐中電灯を持ち歩いて誰彼構わず耳掃除をしようとする。幼少の頃は体が弱く、いつも白目を剥いていた。魔法使いになったのは「初恋の人が魔法使いだった」母親の意向。動物に変身させられたときはプレーリードッグになった。原作では世界一の魔法使いになり(経緯は不明)、育毛剤の開発に執念を燃やす。
- セラヴィー (声優:泉類亨)
- 魔法使い世界一に認定されている。魔法に限らず、ピアノ、空手、料理と、何をやらせても人に負けたことのない天才肌の男。風貌さわやか、物腰柔らかだが、恨んだ相手には容赦しないなど結構根性が悪い。極度の寂しがりやでもあり、原作では子供たちやどろしーが逃げないように世界破壊をしようとした事もある。どろしーに好かれたい一心で何でも完璧にこなせる人間を目指してきたのだが、それがかえってどろしーのプライドを傷つけ、嫌われる原因にもなっていた。原作ではチャチャの母の押しかけ弟子だが、そもそもは魔法使いになるつもりすらなかった。いつも愛用の人形エリザベスと腹話術で会話している。そのことで周りから変態扱いされている。エリザベスは金髪だった頃のどろしーに似せたもの。昔からどろしーにベタ惚れで、子供の頃にした結婚の約束を未だに覚えている。原作において大魔王の息子である事実が判明、勝負に負けて跡を継ぐ羽目になる(ちなみに本名はサンダル)。原作では最終的にどろしーと結婚。双子(男女の二卵性)が産まれる。
- どろしー (声優:大坪純子 → 冨永み~な)
- しいねちゃんの師匠である魔法使い。セラヴィーの幼馴染。魔法使いとしてのプライドが高く、セラヴィーに強い対抗意識を持っているが、どろしーは彼にとことん好かれていた上、魔法の腕前ではまったく歯が立たたないためライバル扱いされず、それが嫌でセラヴィーの好きな巻き髪の金髪をストレートの黒髪に(アニメ版ではピンクに)変えたという過去を持つ。怒りっぽく、その怒りっぷりをセラヴィーに楽しまれているフシがある。一度は世界一の魔法使いになったが、魔法を制御できなかったセラヴィーが出した祝福の花束に潰され、それを勝負と認定されてしまった。実家はお金持ち。打倒セラヴィーを目標に体を鍛えているためか体が丈夫で、魔法の国に犬足風邪が流行ったときも、彼女1人だけかからなかった。セラヴィー絡みの他は常識人である。それに弟子であるしいねちゃんは可愛いようで彼に対して愛情持って接する場面がいくつかあった。普段はセラヴィーを徹底的に嫌う素振りを見せながらも、セラヴィーが小人化する魔法薬を浴びて風呂で溺れ死にそうになっていたときは泣きながら助けた。原作では最終的にはセラヴィーと結婚、2児を設ける(アニメ版でもテレビシリーズ最終回で結婚式を挙げたが、金髪に戻すというセラヴィーの陰謀が露見し破談)。
- エリザベス (声優:大坪純子 → 冨永み~な)
- セラヴィーが愛用する、昔のどろしーに似せて作った人形で、セラヴィーが腹話術で喋らせている。自分で言いにくいどろしーの悪口や、自分自身と会話するときに使われる。一度チャチャたちが誤って壊してしまい、人形師の家で自分の意志で動いた事もあるが、チャチャたちを庇うなど、とても優しい性格であった。
- リーヤのじいちゃん (声優:水谷誠二)
- リーヤの保護者。非常に巨大な体の持ち主である。(狼になった姿はアニメ版では2度だけ登場)アニメ版では木こりをしているという設定であった(原作でも後に同じ設定となる)。またなぜかすしを握ることが特技。リーヤはこのじいちゃんの他に4~5人の兄弟(原作では軽く20人以上いる)と暮らしており、食事の時には激しいおかずの取り合いを展開している。
- マリン (声優:櫻井智)
- うらら学園に通う人魚。尾びれを乾かすと足に変わり、足に水をかけるとひれに戻る。リーヤにベタ惚れで、そのため幼馴染みのチャチャを勝手に恋敵にしている。性格は悪く結構ずる賢い面を持つ。リーヤが狼男であることには最後まで気付かず、狼姿のリーヤには殴る蹴るの乱暴な態度を取る。当然、リーヤからはただ恐れられている。海の産物をどこでも召喚できる特技をもつ。アニメでは海産物型の専用ステッキを持っている(何故か食玩で商品化された)。動物に変身させられたときはアニメではアヒル、原作ではワニになった。原作ではポピィに惚れた妹(ナミ)がいる。
- やっこ (声優:赤土眞弓)
- 魔法薬・魔法アイテムの作成を得意とする、うらら学園の同級生。セラヴィーに惚れていて、マリンと同じくチャチャを恋敵にしている。乙女らしさと図太さが共存。ときどき「ちぇすとぉ!」「なんばしょっとかぁ!」などの九州弁が出る。自分の髪と同じ色の紫に独特な愛着を持っている。アニメでは幼いころ、ゴロゴロ山を目指す途中でセラヴィに助けられたことから、彼に恋心を抱くようになった経緯が描かれている(ついでにチャチャたち3人組の幼い頃も描かれている)。この話は後に原作にも描かれた。動物に変身させられたときはイノシシになった。原作では祖父のやじろべー(いつも長い鼻水を垂らしている)、シスコンの弟(やん太)がいる(やじろべーの出る話はアニメ化されているのだが、何故かその出番はことごとくカットされている)。
- お鈴(おりん) (声優:並木のり子)
- うらら学園の同級生で桃ん賀流忍者。この漫画の良心とも言えるほどしとやかな性格。そのせいか、しいねちゃんに片想いするもまったくアタックできなかった(もっとも、原作単行本に収録されている「おまけの4コマ」では、嫉妬深い一面が描かれている)。納豆を包む藁のような髪型だが、一時はセラヴィーの作った桃型のずきんをかぶっていた。料理の腕は高く忍者流で作る(素早過ぎて見えない)が、普通には作れない。しかし、しいねちゃんに餡子入りチョコを送ってガッカリさせたこともある。動物に変身させられたときはモモンガになった。原作ではシスコンの弟(鈴之介)がいる。終盤は出番が極端に減り、チャチャたちにさえ「女の子」としか呼ばれない端役となる始末だった。(余談だがテイルズオブファンタジアに出てくる藤林すずは彼女がモデルである。)
- ウララ(声優:島本須美)
- セラヴィーとどろしーの母校、うらら学園の園長。大きな瞳が特徴的な小柄な女性。ポピィの心を読む能力を防ぐなど、その能力は未知数。「あらあらまあまあ」が口癖。自宅は「目玉屋敷」と呼ばれ、七人姉妹に七人兄弟の夫と七匹の犬がいるが、全てウララと同じ大きな瞳の持ち主(なお、夫は昔は普通の目だった)。アニメ版では名前はひらがな表記(「うらら園長」)。動物に変身させられたときはナマケモノになった。
- ラスカル (声優:松野太紀)
- うらら学園のバナナ組の教師。熱血で凶暴、両手に常にムチを持っているが、これは体罰用ではない。生徒思いで、ムチは生徒を守るために使っているのである。それに可愛いものと綺麗なものが好きなどお茶目な一面もある。転校生があると聞くと、他のクラスの担任と壮絶な奪い合いを展開する。口癖は「鞭でビシ、バーシだ」。普段からリーダーシップを発揮し、皆の兄貴的存在。子供の頃ガキ大将を勤めていた。学園までは自転車通勤。髪を伸ばしているのはかわいいお嫁さんをもらうための願掛けで、それが実ってか原作ではまやちょんと結婚、男子(アメデオ)が産まれる。動物に変身させられたときはアカホエザルになった。
- バラバラマン (声優:柏倉つとむ)
- うらら学園のりんご組の教師。フラワー高原のど真ん中にバラの館を構えている貴族(本人談)。物腰が柔らかで美形なのだが、可愛い物に目が無く、興奮すると身体から勝手にバラの花が咲く。しかもトゲ肌の持ち主で、触られたり抱きつかれたりするとトゲが刺さるため、生徒達からは恐れられている面もある(そのトゲの威力は鍾乳石にも避けられるほど)。そのためトゲ肌を治そうとセラヴィーに相談したこともある。また、しいねちゃんが彼の耳掃除をしたとき、彼の耳からはトゲが出てきた。悲しいときは頭のバラが枯れ、怒ると足から根が生えてくる。ラスカルとは幼なじみ。動物に変身させられたときはヤマアラシになった。
- おゆき(声優:冨永みーな)
- うらら学園の教師で、雪女。かなり気が弱く、少し動揺するだけでも周囲に吹雪を巻き起こして凍結させてしまう。ラスカルが交通事故で学園を休んだ際にバナナ組を任せられたが、様々なトラブルが重なってパニックを起こし、バナナ組にいた生徒を自分の精神世界に巻き込んで閉じ籠もってしまう。だがチャチャの魔法によって自分を取り戻し、現在は動物園のペンギンショーを受け持っている。
- まやちょん (声優:本多知恵子)
- うらら学園のオレンジ組の教師。乱暴な口調、武闘派、ストレート、攻撃的だが、幼なじみのラスカルに自分の好意の気持ちを伝えるのに苦労する。じつは大金持ちのお嬢様。アニメでこそ出番が少なかったが、原作では、どろしーのおかまの弟、ドリスとお見合いをさせられたりと大変な目に合っている。普段はツインテールの三つ編みにカンフーの胴着のような服装だが、髪を解いたふわふわヘアにワンピースのかわいらしい格好もする。動物に変身させられたときはヤマネコになった。
- ポピィ (声優:松本梨香)
- エスパー少年。常に仏頂面。うらら学園の宿敵、もみじ学園からスパイとしてやってくるが結局うらら学園に居座り、もみじ学園の裏切り者となる。ほっぺは見事に渦巻き。超能力者として爪弾きにされてきたため当初は心を閉ざしていたが、うらら学園に来てからは少しずつ心を開くようになる。暫くテントで生活しておりスナフキン扱いされていたが、後にチャチャたちと「にゃんこハウス」に住むようになる。生まれたばかりの弟「なると」の世話を見るようになってからはすっかり専業兄貴。原作ではもみじ学園から来た元刺客、市松くんに、無理矢理「ほほえみ戦士エガオン」というヒーローにさせられ、自分がエガオンでないことを証明するために、さわやかな笑顔を振りまき、自ら苦しんでいる。とある事件のときに刺客から助けられ、看病してくれたどろしーに淡い思いを抱いている。好物は卵焼き。原作では魔法の国情報部に勤め、国王になった平八が仕事をサボることがないように見張っている。
- アニメはOVA版のみ登場。
- じーさまとばーさま (声優:三ツ矢雄二・田中真弓)
- もみじ園長が最初に放った刺客の殺し屋。洟を垂らした爺さんと、パーマをかけた小柄な婆さんの夫婦。じーさまは耳が遠く、抜けており、よくばーさまに怒鳴られている。100年前に借りた借金10円(無期限無利息)を返すために殺し屋を始めた。じーさまがポピィに助けられてから改心し、殺し屋を辞めてポピィの家来となった。
- アニメはOVA版のみ登場。
- 国王 (声優:中田和宏)
- 大魔王によって妻共々石像にされていたが、チャチャが大魔王を倒したことで元に戻る。見た目よりおちゃめでそそっかしい人。原作に逆輸入されたが、生き生きとしたアニメとは逆に糸を引いたような目で、自分のテンポを持った穏やかな人間になっている。OVAの最終話には原作版国王も(アニメ版とは別に)描かれている。
- 王妃 (声優:さとうあい)
- 大魔王の手によって夫と共に石像になっていた。出番は少なかった。チャチャに魔法の通信コンパクトを渡し、頻繁に連絡を取っている。原作に逆輸入された。アニメではおとなしく、優しい母。原作ではセラヴィーの師匠で、散々な目に遭い、どろしーとの茶飲み仲間となっている。OVAの最終話には原作版王妃も描かれている。
- ドリス(声優:小宮和枝)
- どろしーの弟だが、子供の頃から女装している。容姿自体は金髪ストレートのどろしー(だが髪はカツラ)。かなりのお金持ちで、口調はお嬢様らしくおしとやかだがセラヴィーのこととなると人が変わる。また、カツラが取れて男性と露見した時だけ不自然に男っぽくなる。どろしーにセラヴィーを奪われたと思い込み長年恨んでいる。セラヴィーに近付くためにどろしーを閉じ込め、変装して入れ替わろうとするも、リーヤの嗅覚ですぐに露見。チャチャたち三人を金に任せて懐柔しようとするがどれも失敗。最終的にはバイトに潜入していたセラヴィーに抱きつき、逆に殴り倒された。その後も、チャチャ達にセラヴィーが嫌いになる薬を混ぜたケーキを食べさせ、一人ぼっちになったセラヴィーに迫るが、寂しさのあまりに暴走したセラヴィーに再び殴り飛ばされた。まやちょんとの見合いの際に親の意向で背広を着ていたが相当辛そうであった。
- シンちゃん (声優:小村哲生)
- 魔法使い世界一決定戦ともなれば何はともあれ駆けつける審判。チャチャ達が生まれる以前から審判をやっており、その当時は髪の毛は黒く、しわもなかったが、現在は白髪、しわがある。目つきはずっとキツいが、喋る口調は意外と軽い。原作では正義の隊員採用試験の体力テスト、相撲バトルの行司も務めた。
- ミケネコ博士 (声優:高橋広司)
- 猫人間らしきマッドサイエンティストで、にゃんこハウスの作り主でもある。巨大ロボット・ニャンダバーZを製作してチャチャたちに戦いを挑んだ。少女ギャグ漫画で巨大ロボットが登場すること自体が珍しいことであったが、アニメ版ではこの設定がさらに発展し、チャチャたちに復讐するため後継機を製作し続けた。チャチャたちのクラスメイトの宮本君の父親。また、アニメ版では4人の兄弟がいる設定になっている。原作ではうらら学園の進級試験の技術試験官として再登場した。
- カンカン(声優:松野太紀)、ランラン(声優:島本須美)
- 双子の魔法使い兄妹。世界一の魔法使いの座を狙い、若返りの薬を使ってセラヴィーを幼児化させ、魔法を封じてから倒そうとした。しかし僅かしか若返らせられずず逆に手玉に取られ、その前に赤ん坊になっていたチャチャたちを盾にして撤退。アジトに年増やしの薬を用意していたが、飲んで元に戻ったチャチャが酔っ払って暴走し、彼女が召喚した「うさぎさん」(申し訳程度のうさぎ耳の怪獣。移動はうさぎ跳び)に倒されてしまった。アニメでは大魔王の手先であり、人間を動物化させる事件も引き起こした。原作ではその後、うらら学園の進級試験の音楽担当試験官として再登場。
- きゅーぴふぇるちゃん(声優:曽我部和恭)
- 悪魔のキューピッド。うらら学園の図書館の本から出現し、かくれんぼをしていたしいねちゃんに乗り移ってチャチャとの恋を成就させようとする。持っている矢に射られるとゾンビになり、ゾンビは依頼者の言いなりになる効果がある。しかし全く矢が当たらず、リーヤ、バラバラマン、ラスカルと体を変えて無差別攻撃を始めたが、うらら園長に乗り移っていた妻に怒られながら帰っていった。アニメでは大魔王の手先で、かくれんぼで縁結びの神社に隠れたしいねちゃんに乗り移った(以後リーヤ→ラスカルと乗り移る)。また、うらら園長に妻が乗り移るという設定はなく、園長本人に手ひどくあしらわれている。体が大きすぎて自分では弓矢を撃てないが、パワーアップすると体が弓矢のサイズに合う(=縮む)。
- アクセス (声優:高橋広司)
- しいねちゃんの父親。登場はアニメ版が先で、最初は大魔王の命を受けてチャチャを倒す使命を帯びた騎士であった。しかし、それはやむなく魔界に入らざるを得なかったためと判明し、しいねちゃんとの対決を経て魔界を抜けることとなる。原作漫画にはアニメ版から逆輸入される形で登場したが、アニメ版とは正反対の息子を溺愛するだけの情けない人物として描かれ、どろしーに「アニメでは渋いのに」と呆れられている。とてつもない怪力の持ち主で、しいねちゃんを抱くと全身を骨折させてしまう。しいねちゃんがどろしーに預けられた根本の原因の人。
- ピカポン (声優:古川登志夫)
- かつての「世界一の魔法使い」。頭頂が禿げており、常に鬘をかぶっている。若い頃のセラヴィーに頭を刈られ丁髷にされて以来「殿」と呼ばれるようになる。得意な魔法は育毛・養毛に関する魔法。ヤホホ山に住み、訪れる者を全て魔法の実験台にしていた根性悪。彼を世界一から蹴落としたのはどろしーであるが、それに気付いた様子はない。再び世界一の座につくためにセラヴィーの魔法を封じようとしたが失敗し、逆にチャチャたちに倒される。
- もみじ園長(声優:井上瑤)
- 超エリート学校・もみじ学園園長。結い上げられた髪の先にもみじ型の飾りをつけている。うらら学園の卒業生が有名になっていくのを妬み、うらら学園の秘密を探るためにスパイとしてポピィを送り込む。だがポピィがうらら学園の雰囲気に絆されてスパイをやめてしまったため、目的を彼の抹殺へと切り替え刺客を放ち続け、自分型のアンドロイドも投入するが全て失敗。最後には自らを模した巨大ロボットで出撃するが、ロボットを破壊された際に校舎も壊れてしまう。仕方なく巨大ロボットを校舎として開放するも不評で、学生は全て転校してしまった。アニメはOVA版のみの登場。ストーリーの大筋は原作と同じであるが、最後はうらら学園と運動会で生徒の取り合いを行い、もみじ学園が勝利するものの、うらら学園全員がもみじ学園に引っ越してきてしまった。
[編集] 原作のみ登場
- リザード
- セラヴィーの養父。セラヴィーと同居するためにやってきた。外見は恐らくチャチャ女性キャラの中でも一番の誰もが見とれる美少女であり、トロリンとした可愛い人なのだが、実際は251歳の老人の上、正体はトカゲ男。食事と冬眠の時だけトカゲの姿に戻る。見た目に反して体はかなりガタが来ており、総入れ歯を常用し、視力低下や神経痛を訴えている。人とトカゲ以外の動物を食べてしまう悪癖があり、セラヴィーが幼い頃に飼っていた全てのペットを食べてしまっている(彼から見れば狼リーヤも御馳走)。おっとりした性格だが根性はある。一度ぐれて暴歩族シャイニングシルバーのメンバーになったこともある。トカゲの習性のため冬場は冬眠に入る。やっこの祖父、やじろべーとは老人仲間。漫画好き。セラヴィーのオカマ嫌いや寂しがり癖といった悪癖の根源を生み出してしまった困った人。
- なると
- ポピィくんの弟で、彼と同様の能力を持つが、それが原因でなるとはポピィくんに預けられた。超能力があるものの中身は赤ちゃんなので何をしでかすか分からないからだ。兄貴同様仏頂面。言葉は話せないが、ポピィくんとならテレパシーで会話することが出来る。ブラコンである。ラスカルとまやちょんの息子アメデオと親友。
- アメデオ
- ラスカルとまやちょんの息子。髪型は父親に、顔は母親に似ている。番外編になるとと共に成長して登場した際には、ラスカル譲りの鞭の腕を披露した。ユーリンとリーラン達に酷い目に遭わされているため、苦手に思っている。ゲーム好き。
- ユーリンとリーラン
- 原作の番外編に登場。セラヴィーとどろしーの子供。どろしー似の男の子がユーリン、セラヴィー似の女の子がリーラン。セラヴィーから魔法を習っているようで、幼いうちから箒でスイスイ飛び、召喚魔法をマスターしている。末恐ろしい子供達である。
- 平八
- 大魔王の八男でセラヴィーの実弟。魔法の国担当の魔王だが、町の人間には「バイトと遊びに勤しむ魔王のにーちゃん」として馴染んでいる。魔王の仕事をしている時のコスチュームは、アニメ版の大魔王の着ぐるみ。その容貌は声優の子安武人に似ており、子安本人も「俺だ!」と驚いていた(作者は意図していなかった)。遊び好きでおちゃらけた性格だが実力は高い。ポピィのことをポーちゃんと呼ぶ。ポピィがエガオンの正体だと知っており、自分のサボりがばれないように協力を要請。その後も「○○しないとばらす」とポピィを脅し、弄んで楽しんでいる。一人称は「俺様」。ゲームマニアであり、居城にたくさんのゲーム機やソフトを保管している。リストバンド、チョーカー、黒い服を好んで着用している。変装して「たいらはち」として正義の隊員採用試験を受けて合格、市松には同一人物と気付かれずに活動もしていた。なぜか父親や兄達の顔は覚えていたのに、母親の顔は忘れていた。最終的に魔法の国の選挙で国王に選ばれた。
- 大魔王
- セラヴィーと平八達の父親である魔界の王。無精ひげに長髪、サングラスという格好は、大魔王と言うよりギタリストである。核を浴びても平気なうえ、魔王ビームと無敵パワーを持つ最強人物だが、恐妻家で妻に頭が上がらない(妻は黒髪だが、セラヴィーそっくりである)。漫画マニアで本を15万冊も所持しており、読むスピードは超光速。妻に漫画本を捨てられた時は悲しみのあまり暴走した。本を読みやすくするため指サックやルーペなどの小道具を所持している。赤ん坊のセラヴィーを背負ってコミックマーケットに行った帰り、我慢しきれずに山中で漫画を読み、満足してその場にセラヴィーを置き忘れた。番外編ではフィギュアにもはまりだしていた。
- 白菜
- 大魔王の三男。リーヤの爺さん並みの巨体の持ち主。野菜マニアで白菜のような顔をしている。
- シワシワ
- 大魔王の四男。よぼよぼの老人のような姿だが若者。平八曰く、気苦労が多くて老けたらしい。数珠マニア。
- タワシ
- 大魔王の五男。毛むくじゃらで怪獣のような姿。長年北国に留学していたために訛りが強く、平八となると以外には「がはぁっ」としか聞こえない。熊を一撃でしとめられる力を持つが、かなりのビビリ屋。
- 火星人
- 大魔王の息子。おそらく六男。円盤に乗った宇宙人のような容姿。台詞は「ぴぽー」以外ない。UFOマニア。
- メカ
- 大魔王の息子。おそらく七男。ロボットマニアで自身もロボット。「ビビッ」としか喋らない。
- サカナ
- 大魔王の息子。おそらく次男。見事な魚だが、陸上でも平気で過ごす。体温は冷たい。かなり短気な性格で態度がでかく、兄弟の中のつっこみ役。魚の食料マニア。番外編でもユーリン達に召喚され、荒っぽい口調でアメデオをどついていた。
- やじろべー
- やっこの祖父の魔法使い。かなりの高齢で、長い髭をたくわえ、いつも洟(鼻水)が垂れている。薬草を採りに山へ出かけた際にセラヴィーに助けられ、やっことセラヴィーが出会うきっかけになった。孫娘を溺愛していて、セラヴィーに嫉妬することもある。アニメでは出番がことごとくカットされてしまう為に未登場。
- 田中
- ぶつどう動物園の園長で、実写作品の人間の様に異様にリアルな風貌をしている。開園前の動物園にうらら学園の二年生一行を招待したが、その目的はドウ君の開発費用で資金が底をついたため、人間を動物化させて園の陳列動物を確保することだった。動物使いと名乗るほど動物の習性を熟知している。しかし常識に目覚めたドウ君にサルにさせられ、猿山に収容された。アニメ版での動物化エピソードはカンカンとランランが起こしたものになっている。
- ドウ君
- ぶつどう動物園のマスコットで、園長の田中にそっくりなアンドロイド。右手で握手すると動物になり、左手で握手すると元に戻るという特殊機能がある。制作費はかなり高く、そのせいで動物の仕入れ代金がなくなってしまうほど。チャチャたちに攻撃を受けた影響で常識的な判断に目覚め、田中をサルにした後、ぶつどう動物園の園長になった。
- 正五郎
- うらら学園で飼われていたにわとりのボス。金色のトサカを持つ巨大な雄鶏で、狂暴な性格。かつてラスカルが掃除当番になった時に負けたのを覚えており、小屋の掃除に来たラスカルたちに仕返しをしようと手下のにわとりとともに追いかけ回す。最初の飼育係だったセラヴィーが無意識に魔法をかけていたため、鳥小屋ごと異常な大きさになっていた。小屋が破壊された後は元の大きさに戻り、セラヴィーが引き取ったが、その後リザードに食べられてしまった。
- ドルフィンガー
- 魔法の国を守るヒーロー。イルカを模した戦闘スーツを身に纏い、クロールで空を泳ぐ。その正体はうらら学園の気弱な生徒ヒーロンと、体も態度も巨大なイルカのみっきーが合体変身した姿である。しかしドルフィンガーに変身している間の記憶は二人には残らない。毛皮屋に捕まりかけたリーヤを助け、リーヤをヒーローオタクにするきっかけとなった。マーマン昆布を食べてゴールドドルフィンガーにパワーアップした。
- ヒーロン
- 非常に気弱なうらら学園の生徒。先生に注意を受けただけで泣き出すほどで、登校拒否に陥った時は数ヶ月海に入ったまま戻らなくなったこともある。ヒーロンの「あの子を助けたいよパワー」が爆発するとブレスレットが作動し、みっきーと合体してドルフィンガーとなる。人魚だが半人前で、マーマン昆布を食べることで全身鱗の半魚人(マーマン)の姿に変化する。また極度の方向音痴。後に遠くの南の国へ引っ越してしまった。作中で唯一リーヤを狼と認識している。
- みっきー
- 態度と目つきが悪い頬に傷があるイルカ。ヒーロンの幼なじみで体がでかい。なぜか空を飛べる。粗野な物言いをするが、結局ヒーロンには甘い。わらびもちが好き。
- すいまー
- もみじ学園からの刺客。睡魔のスイマー。水の精で、水のある場所ならどこへでも出現する。普段は非常に濃い顔だが、ゴマのような目とひしもちのような口へと顔を変えた後、泳ぐ動きで相手を眠り込ませる催眠術を使う。顔に消えない落書きをされ、術を封じられて破れた。だが一年後に顔の落書きが取れ、手の一掻きで一人を眠らせるほどパワーアップして再登場。眠り込んだチャチャたちを夢の世界で追い詰める。だがすいまーの術は、夢に連れ込む相手に添い寝しなければいけなかったため、どろしーの横で寝ていた所をセラヴィーに見つかり怒りに触れた。その後、すいまーを見た者は誰もいないという。
- チュチュリー
- バレエの妖精。人々に妖精バレエの素晴らしさを説いていたが、「悪い魔法使い」に小さくされていたところをどろしーに元に戻してもらう。だが実際は、誰彼構わず術をかけて強引にバレエを教え込んでいたため、セラヴィーが退治を依頼されて小さくしていたことが発覚。今度はとてつもなく重く一生脱げない舞封じの服を着せられてしまった。
- チュチュ
- チャチャの妹。細すぎる糸目は父親似。武器や爆発物、罠の類が好きで、学校や自宅にも仕掛けがたくさんある。さくらんぼ組のクラス委員長で、クラスメイトをまとめるためには武力行使も辞さない。パンツをや尻を見られても動じない。魔法の才能はなく、ほうきの速度や魔法弾の効果などは全て爆弾で解決しようとした。歯ぎしりの音が特殊。
- ナミ
- マリンの妹。さくらんぼ組。惚れっぽく一途なところはマリンにそっくりだが、性格はおしとやか。入学初日、木にひっかかった帽子を取ってくれたポピィに恋している。ポピィの好物の卵焼きを作ったり、手製のサカナクッキー(但しかなり生臭い)を差し入れたりなど、ポピィにアプローチしている。危ない目に遭うとポピィに助けられることが多い。
- 鈴之介(りんのすけ)
- お鈴の弟。さくらんぼ組。姉と違って大柄で、上級生よりも背が高く態度も大きい。チャチャたちを「こいつら」呼ばわりし、それを謝るお鈴を見ていじめられていると勘違いまでする。お鈴の作るおはぎが好物。
- やん太
- やっこの弟。さくらんぼ組。赤ん坊並みに小さく、ずっとやっこにへばりついて登校してきていたが、誰にも気付かれなかった。かなりの人見知りで、新入生にもかかわらずバナナ組でないとイヤだと駄々をこねる。
- サンタクロース
- 普段はトナカイと共に書店「ほほほん」を営む老人。一人で全国を回るのは無理のため、毎年抽選で訪問先を決めている。煙突のない家には窓を破って侵入し、寝ている子供が起きてしまった時はひげで首を絞めて昏倒させるなど、手段は強引。サンタクロースを否定されて落ち込むリーヤをなぐさめるため、その年のターゲットをにゃんこハウスの四人とチュチュに決めたが、完全にしくじった。
- セシル
- セラヴィーに瓜二つの天使。リーヤには頭上の天使の輪から「パルックさん」と呼ばれる。セラヴィーを倒すために天から降りてきたが実力は伯仲、全く勝負がつかなかった。どろしーにそっくりな金髪の妻のどりまーと、チャチャらにそっくりな四人の子供が迎えに来たが、その境遇を羨んだセラヴィーに殴り倒された。
- バケだるま
- どすとえふスキー場に出没する、狸のように人を化かす雪だるま。そっくりに化けられるのは顔と服装だけで体はまんまるのままなのだが、チャチャとリーヤはとことんまで騙されまくる。その純粋さに感動し、二人に「よくだまされましたで賞」の賞状とアイスダイヤモンドを贈った。
- 市松(いちまつ)
- もみじ学園からポピィ抹殺にやってきた刺客で、超高性能アンドロイド。正式名称は「5速マニュアルa-II 5-6S(スーパー)ターボ」。非常に首が取れやすく、動くたびに「みっ」と音が鳴る。爆破されそうになった恨みからもみじ園長を裏切り、時折嫌がらせに行っていた。ポピィをほほえみ戦士・エガオンに仕立てた張本人で、強引に変身させることができる。平八が友人としてポピィに近付くのが気に入らず敵視している。ヒーロンとみっきーが帰ってきた時には、エガオンのために二人を抹殺しようとした。マジカルレンジャーの長官でもあるが、大魔王の暴走で本部ごとボディを破壊され、平八と同程度まで頭身を伸ばした。
- ムッシュ・セミョール
- もみじ学園からの刺客のセミ男。外見はセミの着ぐるみを着た男だが、ちゃんと空も飛べる。ポピィに昼夜問わずセミのように鳴き続けて死ぬと呪いをかけた。呪いを解くには鳴き合戦でセミョールに勝たなければならないが、平八のスピーカー並の声量に完敗した。
- アルミ
- どろしーの後輩。死んだ者の魂を迎えに行く死神の仕事をしており、偶然であったどろしーにニャンコハウスの場所を訪ねた。チャチャたちのうちの誰かが死ぬと勘違いしたどろしーはパニックに陥ったが、アルミは動物専門で、迎えに来たのは夜店ですくった金魚の魂だった。
- シルクハット
- カイゼル髭に「次男」と書かれたシルクハットとスーツ姿の男。実は大魔王の次男を装ってセラヴィーに近付いた魔法使いで、かぶった者を操ることのできる魔法のシルクハットをセラヴィーにプレゼントした。しかし操る前に自分の正体やシルクハットの秘密を全てしゃべったため返り討ちに遭い、他の兄弟が全員人間離れしすぎていたため八つ当たりまでされた。
[編集] アニメオリジナル
- 大王(ジーニアス) (声優:キートン山田)
- 大魔王によってチャチャが持っていたプリンセスメダリオンの宝石の中に封印されていた。復活して開口一番、「おまえは城から出られんのぢゃぁあああ!」と叫んだ。ニャンダバーを操縦したこともある。
- 大魔王 (声優:小村哲生)
- 魔族に現れた、強力な力を持つ敵。魔法の国のお城を襲撃すると、国王、王妃を石像に変え、国を乗っ取った。しかし、ジーニアスの強力な魔法によりその城に封印され身動きが取れず、脱出もできない。王家の血を絶やすため、チャチャを倒そうと次々と刺客を送り込む。が、最終的に、8人の聖戦士達の前に敗れ去った。口癖は、「期待していいのだな?」。ただ本人はこの口癖をどうにかして止めようとしているらしい。
- ソーゲス (声優:三ツ矢雄二)
- 大魔王の手先。パート1でチャチャを倒すため刺客を準備し実際に指揮をとったのは彼。結局どの刺客も倒されてしまい、大魔王のおしかりを受ける役をさせられている。パート1の終盤で、大魔王の部屋の掃除をしている時、国王と王妃の石像を見つけてしまい、秘密を知った彼は大魔王の手により殺されそうになるが命からがら城を脱出し、チャチャ達のもとへ助けを求めに行き、彼らに助けられ改心する。それ以降は平和を願う一人として大魔王の見つからないところで生活している。またパート3では、後述のヨーダス、ハイデヤンスと平和に生活している。帽子をかぶっているが、帽子がとれた時ハゲであると分かる。大魔王の手下だった時代、どうやって言い訳したらいいかで毎度苦悩していた。司祭の資格を持っている。
- ヨーダス (声優:三ツ矢雄二)
- ソーゲスの後の、大魔王のしもべ。パート2で、ハイデヤンスと組んで動いていた。最後に大魔王に無理矢理大魔王の影武者にされ、チャチャにやられるがその後改心してハイデヤンス、ソーゲスとともに平和に生活している。
- ハイデヤンス (声優:三ツ矢雄二)
- ソーゲスの後の、大魔王のしもべ。パート2で、ヨーダスと組んで動いていた。最後に大魔王に無理矢理大魔王の影武者にされ、チャチャにやられるがその後改心してヨーダス、ソーゲスとともに平和に生活している。
- シロネコ (声優:島本須美)
- ミケネコ博士の妹で、兄弟の紅一点。プリンセスメダリオンを偽者にすり替えるなどした。その目的でセラヴィーの家に潜入した際、勝手にセラヴィーに惚れてしまい、どろしーを怒らせた。
- カザンダン(声優:八奈見乗児)
- アルアルオアシスに眠っていた火山の魔人。大岩に厳つい顔と腕がついた姿をしており、女言葉で話す。寝起きがとてつもなく悪く、頭を噴火させ目を剥いて暴走する。大魔王の命令を伝えに来たヨーダスとハイデヤンスすら無差別に襲撃した。真の姿は巨大な岩石魔人。ビューティーセレインアローやウイングクリスの攻撃に耐え、巨大火山弾の連発でマジカルプリンセスを追い詰めた。
- クラウド (声優:内海賢二)
- エデンの里の出身で、若い頃初恋の人にフラれ村を出奔(これが単なる勘違いであることが判明する)。しかし、故郷であるエデンの里が忘れらず帰郷の際にエンジェル砂鉄を求め、エデンの里にあるエデン鉱山を目指すチャチャたちと出会う。アニメでは彼の持っていたトランペットからバードシールドが作られた。