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越前そば(えちぜんそば)は、福井県嶺北地方で主に食される蕎麦。大根おろしをのせて出汁を掛けて食べることからおろしそばとも呼ばれる。
[編集] 戦国期
朝倉孝景が非常食として蕎麦を栽培したのが始まりといわれている。当時は蕎麦がきなどにして食されていたと言う。
[編集] 越前そば
越前そばの呼称が一般に使われ出したのは戦後と言われている。 昭和天皇が1947年(昭和22年)に来福された際、「越前の蕎麦」としてお気に召されたという逸話もある。以降、「越前そば」と呼び習わされるようになった。