輪入道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
輪入道(わにゅうどう)は、日本に伝わる妖怪の一種。炎に包まれた牛車の車輪の中央に男の顔が付いた姿をしている。牛車の持ち主だった者の魂が妖怪となったもので、夜道を疾走する。
鳥山石燕の「今昔画図続百鬼」では、その姿を見た者の魂を抜いていってしまうとされている。
同種の妖怪に片輪車(かたわぐるま)がいる。
[編集] 輪入道が登場する作品
- ゲゲゲの鬼太郎(口から吐く光線で人間をダイヤモンドに変える妖怪として登場。主人公の味方として登場する場合もあり、数体で「妖怪自動車」の車輪になることも可能。)
- 地獄少女(主人公・閻魔あいの使い魔として登場。普段は和服を着た老人の姿をしている。)
- 大神(目、唇、耳、鼻などをモチーフとした妖怪として登場。)