近藤朔風
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近藤 朔風 (こんどう さくふう、本名:近藤逸五郎、1880年2月14日 - 1915年1月14日) は、兵庫県出身の訳詞家。東京外国語学校卒。多くの歌曲を訳し、犬童球渓、津川主一、緒園凉子、堀内敬三らと並んで翻訳唱歌、翻訳歌曲の定着に貢献した。明治42年の『女聲唱歌』(天谷秀との共編、ピアノ付き全25曲)に「ローレライ」他を発表し、それまで作詞に近かった翻訳唱歌に訳詞を本格的に持ち込んだ。
[編集] 主な作品
括弧内は作曲者
- ローレライ(ジルヒャー) - 『女聲唱歌』
- 野ばら(シューベルト、ウェルナーにそれぞれ異なった詩を付けた) - 『女聲唱歌』
- 菩提樹(シューベルト) - 『女聲唱歌』
- 神の御威(ベートーヴェン)
- 久しき昔(ベーリ)
- 夜の調べ(グノー)
- シューベルトの子守歌
カテゴリ: 人物関連のスタブ項目 | 日本の翻訳家 | 1880年生 | 1915年没