道元宗紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウィキポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
道元 宗紀(みちもと むねのり、1972年9月18日 - )は、日本の漫画家。
『ゾンビマン』で第43回(92年上期)手塚賞佳作受賞、『ゴージャスファミリー』で92年期ホップ★ステップ賞受賞、同作品が週刊少年ジャンプ1993年春増刊号に掲載されデビュー。(ちなみに同時期の増刊掲載者であった叶恭弘、藤崎竜とは現在も友人である。)
1994年、週刊少年ジャンプ40号にて『奴の名はMARIA』(道元むねのり名義)で連載デビューを果たすも、わずか9週にて打ち切られる。
1996年に発表した読切『いちごちゃんストロベリー』では週刊少年ジャンプの限界とも言える描写とギャグのテンポの良さから、一部のファンからは作者の最高傑作であるとの評価を得た。
1999年14号から『大好王』(ダイスキング)を連載。マイナーなジャンルであるハンドボールを題材にした漫画であったことから新たなファンを取り込めるのではないかと思われた。しかしながらアンケート等は振るわず、17週で打ち切りとなる。
2度の1クール打ち切りでもう週刊少年ジャンプでの連載はないと考えられていたが、2002年44号から『A・O・N』を連載開始、奇跡の復活を果たす。(但し、この連載は当時作者の島袋光年が逮捕されたため打ち切りとなった世紀末リーダー伝たけし!の枠を埋めるための連載とする説もある。) しかし、再び10週で打ち切られることとなった。
『A・O・N』最終回の際の巻末コメント「ラストチャンスだったのにどうにもできないことばかり つまづき転ぶばかりで最悪でした このままでは終われません」はネット上など一部で有名となった。
氏の独特な絵柄や非常に熱い展開を好む根強いファンは、作者が再び週刊少年ジャンプに復帰することを強く望んでいるようだ。
[編集] 作品一覧
- ゴージャスファミリー(ホップ★ステップ賞セレクション11巻およびA・O・N2巻収録)
- ゾンビマン(めざせ漫画家!手塚・赤塚賞受賞作品集10巻収録)
- 奴の名はMARIA:全1巻(集英社・ジャンプコミックス)
- いちごちゃんストロベリー:単行本未収録(週刊少年ジャンプ1996年40号掲載)
- 大好王:全2巻(集英社・ジャンプコミックス)
- A・O・N:全2巻(集英社・ジャンプコミックス)
カテゴリ: 日本の漫画家 | 1972年生 | 漫画関連のスタブ項目