里中李生
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里中 李生(さとなか りしょう、本名:市場充)は、日本のノンフィクション作家。写真家。競馬ジャーナリスト。三重県生まれ。
松戸市立金ヶ作小学校卒業 東大阪市立楠根中学校卒業
少年時代は、父親の転勤が多く、日本中を転々とする。そのため、友人に恵まれ ず、中学生の時に拒食症、高校生の時に心臓神経症を発病し、入院生活もしてい る。病気が原因で高校は中退。その事を著書の中で堂々と書き、病を快復させて いる事から、読者の共感を得る。 二十歳の頃に、作家を目指して上京する。当初は、漫画家のアシスタントをする など、迷っていた様子だが、最終的には作家を目指す。三十歳までに、様々な職 業を経験している。 1999年。競馬の才能を買われて、『競馬 勝てる天才、負ける凡人』を上 梓。競馬本としてはヒットをし、その後、競馬のエッセイ集を書き続け、『競馬 で勝ち続ける法』などをベストセラーランキングに登場させた。競馬ファンの間 に、単複ブームを作り、里中李生の文体を真似た競馬ライターも多く現れた。 2001年、日本初の女性騎手写真集『woman J』を発表。マスコミで話 題になった。その後、競馬以外の本を次々と発表。『かわいい女63のルール』 がベストセラーになり、女性ファンも獲得した。 作品は、年を追う毎に哲学的になり、『才能が目覚める男 の生き方』は、里中が、哲学、思想の世界へ向かおうとしている様子がありあり と伺える。サルトル、ニーチェなどの影響を受けているようで、作品中、彼らの 名前がよく出てくる。
[編集] 作品リスト
- 『才能が目覚める男の生き方』(2006年12月 三笠書房)
- 『一流の男、二流の男』(2006年10月 三笠書房)
- 『男の本質』(2006年9月 成美堂出版)
- 『大人の愛 ホントの愛』(2005年12月 成美堂出版)
- 『もっと「モテる男」になる方法』(2005年12月 三笠書房)
- 『「いい人」は成功者になれない!』(2005年2月 三笠書房)
- 『フォトエッセイ「かわいい女」になる!』(2004年10月 三笠書房)
- 『「かわいい女」練習帳』(2003年9月 三笠書房)
- 『「かわいい女」63のルール』(2003年3月 三笠書房)
- 『里中李生写真作品集「gift」』(2003年6月 アールズ出版)
- 『ちょっと硬派な もてる男 もてない男』(2002年8月 三笠書房)
- 『競馬で勝ち続ける法』(2004年9月 三笠書房)
- 『競馬 勝てる天才、負ける凡人』(1998年11月 イースト・プレス)