鉄筋施工技能士
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鉄筋施工技能士(てっきんせこうぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(社団法人中央職業能力開発協会及び各都道府県の職業能力開発協会)が実施する鉄筋施工技能士に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、鉄筋施工技能士資格を持っていないものが鉄筋施工技能士と称することは禁じられている。
鉄筋施工技能士は、職業訓練指導員 (建設科)の実技試験免除資格になっている。
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[編集] 区分
鉄筋施工の中で鉄筋施工図作成作業と鉄筋組立て作業に分かれる。
[編集] 級別
鉄筋施工図作成作業、鉄筋組立て作業ともに1級、2級の別がある。
[編集] 実技作業試験内容
[編集] 鉄筋施工(鉄筋施工図作成作業)
- 1級:2階建て鉄筋コンクリート造の建築物の基礎伏図、はり・床伏図、各部断面リスト等に基づき、柱、はり及び小ばりの鉄筋施工図並びに加工絵符(えふ)の作成について行う。試験時間=3時間
- 2級:2階建て鉄筋コンクリート造の建築物のはり・床伏図、断面リスト等に基づき、スラブの鉄筋施工図並びに加工絵符(えふ)の作成について行う。試験時間=2時間30分
[編集] 鉄筋施工(鉄筋組立て作業)
- 1級:曲げ加工した鉄筋を使用し、図面及び仕様に従い、基礎、柱及びはりの取合い部の鉄筋の組立てを行う。試験時間=2時間10分
- 2級:曲げ加工した鉄筋を使用し、図面及び仕様に従い、基礎、柱及びはりの取合い部の鉄筋の組立てを行う。試験時間=1時間40分